北朝鮮も中国も「新たな段階」に!国会で議論を!…Tweetまとめ17.03.01〜03.15

2017.03.16 Thursday 02:06
くっくり


 西岡力さんは、3月14日産経「正論」で、こう警鐘を鳴らしています。

【日本では左派政権ができれば日韓関係が悪化するといった議論が盛んだが、問題は米韓同盟が崩壊することだ。左派の有力候補である文在寅「共に民主党」前代表は大統領に就任したらまず平壌を訪問すると公言している。そうなれば、2000年に金大中大統領と金正日総書記が合意した「低い段階の連邦制による統一」のための協議がはじまるだろう。
 北朝鮮が敵でなくなれば在韓米軍は存在価値を失う。文在寅氏以外の左派候補が当選してもほぼ同じことが起きるだろう。半島全体を核武装した「反日・親中独裁政権」が支配するという悪夢のシナリオが実現する危険性が浮上している。最悪の事態に備えて、憲法9条2項の見直し、防衛費倍増、日米同盟の核抑止力強化などわが国がなすべき緊急課題は多い】

 日本のメディアは「日韓関係がどう変わるのか」という視点でしかほとんど報道しませんが、もっと大事なのは「米韓関係がどう変わるのか」であると。

 そんな中、3月15日に、黄教安首相(大統領代行)が次期大統領選に出馬しない方針を明らかにしました。
 なんと、保守系候補がゼロになってしまったという異常事態です。
 「反日・反米・親北・親中独裁政権」の誕生が、ますます現実味を帯びてきています。


 北朝鮮だけでなく、尖閣諸島周辺で活発な動きを繰り返している中国のことも考えないといけません。
 こちらも実は「新たな段階」に入ってきています。

 米国大手防衛問題シンクタンク「戦略予算評価センター」の上級研究員で、トシ・ヨシハラさんという人がいます。
 中国の海洋戦略研究で全米でも有数の権威とされる学者ですが、最近こんな話をしています(3月7日、古森義久さんによるインタビュー)。

【尖閣海域に入ってくる中国海警の警備艦隊は昨年中ごろまで2隻編成でしたが、4隻に増え、トランプ政権の登場後もそのままです。現在、中国海警の艦艇は尖閣の日本の領海や接続水域に月平均3〜4回侵入してきており、恒常的かつ自由自在に尖閣海域をパトロールできる能力をほぼ獲得したと言えるでしょう。もはや尖閣の施政権の共同保有すら宣言できそうな状態にあります】

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