奇跡の長期政権!安倍政権の4年を総括…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2017.03.06 Monday 19:44
くっくり
失敗は本当に宝だということを、毎日教えてくれている。
(★)青スポ コーナー
※F1ドライバー、アイルトン・セナの話。
割愛しますが、コーナータイトルのイラストがめっさ面白かったので、画像だけ貼り付け。
image[170306-05aoSpo.jpg]
(3)安倍政権の4年「安全保障」
成果で言うと、もちろん安保法制。
政府は安倍さんも含めて「平和安全法制」と呼ぶ。「平和」と付けないととにかく攻撃されるから。
簡単に言うと、集団的自衛権という当たり前の権限をようやく、敗戦から70年前後も経ってからやっと法的に認めさせたことに尽きる。
国の安全保障を考える時に、集団的自衛権というものは絶対に欠かせない。
なぜかというと、まず、集団的自衛権が危ないと言ってる人に一番読んでほしいのは国連憲章。
国連は、集団的自衛権や集団安全保障のかたまり。
日本は、集団的自衛権と、国連の集団安全保障は別ですと言ってる学者がいて、これが分からないと安全保障の専門家とは言えないという。
お馬鹿な話はやめてほしい。根本は同じ。
第二次世界大戦を経て分かったのは、単独で国を守ろうとしたり、単独で角を突き合わせてると戦争になるから、むしろ集団で平和を守ろうとしなきゃいけないっていう考え方が、数千万人を失ってようやく固まった。
たとえば国連、ほんとは連合国という名前で、戦勝国の権利を永遠に守るものであって、日本の僕たちが教わった、戦争をなくすための美しい組織っていうのは嘘だけど、同時に、集団で安全を保障しようという正しい考え方の典型。
だから国連憲章の中には、個別的自衛権だけじゃなくて集団的自衛権が、いわば加盟国の権利だけじゃなくて、事実上、義務としても入ってる。
学者の人たちは、いや、国連の集団安全保障は国連決議がある、集団的自衛権は日米がその気になったらできちゃうから、それは違うんだと。
そういうことを言ってるんじゃなくて、それは学者は、細かい部分で違うこと言わないと、はっきり言うと飯の種がないから、どうぞおやりになって下さい。
しかしほんとは安全保障は学問のためにあるんじゃなくて、拉致被害者を取り返し、二度とそれが起きないようにし、私たち国民が守られること、現実のことを安全保障と言うので。
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