奇跡の長期政権!安倍政権の4年を総括…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2017.03.06 Monday 19:44
くっくり
すると安倍さんとしては、対中国で北方領土に関しても協力できるんじゃないかというのが、実は表で絶対言うことがない北方領土交渉。
だから単純に領土返せの話になってない。
但し、僕は非常に警戒的で。
というのは、僕の本来の考え方は、南樺太と千島はまだ全部日本の領土という考え方だが、政府の考えに沿って言えば、せめて北方四島は日本の主権下にあるべき。
ここで実質的に主権を放棄する形になって、対中国を睨みながらと言っても、共同経済活動をやったら…。
というのは、こないだ自民党の若手で、ある外務大臣志望者と2人で会った時、「安倍総理は祖国を売る総理になるかもしれませんね」と。
日本が主権をあきらめてロシアと共同経済活動やったら、そうなるかもしれない。
目がぐるぐる動いてる、計算してる。
今まで安倍さんに接近して外務大臣にしてもらおうと思ってたけど、安倍さんが潰れるのを待った方がいいんじゃないかと。
この人は頑張ってるし、僕は評価してるが、こないだ安倍さんに近いインテリジェンスの人に、あの人どうですかと聞いたら、「嘘つき。総理は全く信用してない」と。
この安倍政権の特徴のひとつ、情報機関の活用ぶりが、中曽根さんが逆立ちしても追いつかないほどすごい。
表の総理動静を見てても何も分からない。
インテリジェンスを活用するという意味では、ひょっとしたら、戦前にもあまりなかったかもしれない。
日本の情報機関は、スパイ防止法はないけど、成長はすごくしてる。
ロシアに主権を取られた形で共同経済活動やってはいけないが、しかし同時に、公平に言うが、いま言ったことも安倍総理の頭の中にあるのは間違いない。
それも自分が考えたこと。たとえば僕がよけいなこと言ったんじゃない。
ご自分でそういう戦略観を持ってる。
外務省にはこういう戦略観はない、軍事がどうしても頭から抜けてるから。
対北朝鮮で言えば、中国との間にパイプラインがあって生きのびてるが、でも属国になりすぎるから、中東や東欧の人脈のあるところと裏の商売してきて、外貨に替えている。
安倍さんが言ってるのは、特に東欧のあたりの国に手を入れて、北朝鮮と裏でやるんだったら、日本からの技術援助も経済援助も何もありませんよと、はっきり言うと締め上げて、それが北にとってはすごく効いてる。
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