奇跡の長期政権!安倍政権の4年を総括…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2017.03.06 Monday 19:44
くっくり
内容について不満のある人もいるが、でも言うべきことも言っている。
だいたいあの場での演説をアメリカが許すこと自体が、オバマ政権との最初の接触を考えたら、あり得ない。
最後は広島に、オバマさんの思惑はあっても来た。
向こうは被爆者とは会わせないと言っていたが、安倍さん自らの説得で会って、オバマさんはハグまで。
あそこまでオバマさんを変えた。
トランプさんはいいとこと悪いとこがあって、どうなるかは分からない。弾劾受けるかもしれない。
そこは急に相手が潰れたり、日本の思惑を超えてしまう可能性はあるが、少なくとも安倍外交としては実はなかなかやりやすい相手。
安倍さんの後がいないわけですよ。こういうことができる総理が日本の風土でいるのかなと。
問題はロシア。
北方領土を取り返そうとしてる意思が強いのは事実だが、究極の目標は中国なので。
中国にとって一番の重しは、普段はアメリカに見えるが、違う。頭の上のロシア。
日米安保体制のまま、ロシアと安倍政権が組んだりしたら、中国は身動きが取れなくなるだけでなく、安倍さんはインドとも組んでるから。
ASEAN諸国も中国の南下に怯えきってる状態だから。南シナ海で中国はそれを実行してるわけだから。
すると彼らは中国に代わる強い存在って、日本しかない。
トランプ政権になって変わるかもしれないが、オバマ政権はほんと冷たかったから。
すると、中国を取り囲むような状況になってるのが本当。
image[170306-04map.jpg]
その中で北方領土問題っていうのは…
北極があって、北極の氷が溶けて、資源の宝庫だからどこも北に出て行く。
中国艦隊が一番取りたいルートは、日本海を北上して、宗谷海峡(北海道と樺太の間)を抜けて、カムチャッカ半島東沿いを北上するルート。
そうすると、北方領土の意味が変わってしまっている。
ひとつはメタンハイドレートの発見。
千島列島の西側、日本海の延長側に、僕らが長年やってきた表層型メタンハイドレートがたくさんある。
ひとつは資源の問題で、それプラス、北方領土と千島列島に海軍基地がなかったのを、いま作ってる。
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