奇跡の長期政権!安倍政権の4年を総括…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2017.03.06 Monday 19:44
くっくり
トランプさんがまだ大統領になってない去年11月に安倍さんが行くのも、反対だった。
そんなことはない、最初から我々がセットしたんだとおっしゃってるが、僕は証拠握ってます(笑)。
外務省という役所はそれでいい。
プロトコル(外交儀礼、外交習慣)を崩すと、滅茶苦茶になるから。
外務官僚があまり政治的になってプロトコルをやめると、ぐちゃぐちゃになる。
だから「まだオバマ政権だから就任までは行ってはいけない」と外務省が本来言ってたのは、正しい。
今までの総理は、それを100%聞いてきた。
外交ツウを自認してた宮沢喜一さんも、独自外交を展開したように見える中曽根康弘さんも、外務省の言うことに逆らったことはない。
(居島一平:小泉さんは…?)
全然逆らってないです。
一部はありましたよ、外務省の一部。
たとえば2002年9月17日の小泉訪朝。
田中均さんがミスターXとやるから、行っちゃいけないと言ったが、小泉さんは俺が行くと。
僕は小泉さんに批判的だが、あのリスクを取ったのはえらい。
でも、あの時に田中均さんに対して強硬な反対勢力があった。
だから田中さんが行かせるなと言うなら、逆に総理に行かせようという勢力が外務省の中にあった。
小泉さんは乗っかるのが上手いので、パッと乗っかって行った。
但し、それが本物の訪朝じゃなかった証拠は、拉致事件の解決に行ったんじゃない。
外務省は拉致事件解決にほとんど関心なかった。
いま安倍さんがあんまり言うから少しやってるだけ。
最近外務省も安倍さんが怖いから黙ってるけど、小泉政権あたりまでは外務省の現職の局長で、「たかが数人か数十人のために外交を誤っちゃいけない、日朝国交正常化の方が優先だ」ってことを公然と言った人もいる。
記者クラブでの懇談で言ってる人も何人もいた。
そういう時に僕が声を荒げたりすると、「本当に青山さんは右っぽいんだから」とか後で言ったりする。
小泉さんは、拉致問題の解決じゃなく、拉致問題を終わらせるために行った。
北朝鮮が勝手に選んだ人、曽我ひとみさんらを一時帰国させて、終わりにしようとした。
僕は国賊という言葉は使わないけど、これは国賊ですよ。
あとの横田めぐみさんや有本恵子さんを、誰が裏切っていいと言ったんですか。
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