【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜予算委員会(拉致被害者救出部隊など)〜

2017.03.02 Thursday 19:01
くっくり


 青山委員もご承知のとおり、先般の平和安全法制の整備によりまして、新たに、自衛隊による在外邦人等の救出・警護などの保護措置が実施できるようになったところは、これは一歩前進ではなかろうかというふうに考えているところでございます。
 他方、自衛隊による救出活動にはですね、やはり国際法、そしてまた我が国の憲法上の制約があるため、自ずと限界があることはご承知のとおりでございます。
 しかしながらですね、やはりこの平和安保法制の施行によりまして、自衛隊法84条3に基づき、一定の要件のもとの中で、在外邦人の警護・救出が可能となりました。防衛省設置法に基づきまして、憲法および法律の範囲内で、所轄業務の遂行に必要な各種訓練というものは、こう実際、実施をいたしてございまして、今後新たな任務を実施するための訓練についても、順次開始をいたすところでございます。以上です」

薗浦外務副大臣
「ご指摘のとおり、地域専門家の育成というのは外務省にとって極めて重要な分野であります。特に我が国の平和と安全に直結をいたします朝鮮半島情勢、これに関します情報収集、また分析を行い、政策を立案するに際し、朝鮮語の専門家の存在というのは必要不可欠だと考えております。
 このような観点から現在、朝鮮語研修の職員の相当数を、韓国に所在をする外来公館に配置をしております。また本省の関連部門、また内閣官房内の朝鮮半島問題に直接関係する部署にも、相当数を配置をさせていただいております。
 ご指摘も踏まえまして、引き続き朝鮮語研修の職員の拡充、さらなる育成に努めてまいりたいと存じます。ありがとうございます」

青山委員
「一年生の分際で、いろんな大臣にお聞きして、申し訳ございませんでした(議場笑)。若宮防衛副大臣と薗浦外務副大臣にも丁寧なお答をいただきまして…、僕は決して拉致被害者の方々をもちろん、代表できるわけでも、代理できるわけでもありませんけれども、ま、テレビ中継がなくても、ネットを通じてたくさん、家族の方がご覧になってると思います。場合によっては、ひょっとしたら、囚われた人の中で、ネットにアクセスできる人がいるかもしれない状況もゼロではありませんので、このやりとりは非常に大事なやりとりだと思います。
 そのうえで、この一般質疑、麻生財務大臣にもお出でいただいております。で、この編成、さっき申しましたとおり、今、所管の大臣がいない状況でもありますし、やっぱりまず、省庁横断の予算が、必要不可欠になると思います。麻生財務大臣、ご配慮いただけますでしょうか」

[7] << [9] >>
comments (5)
trackbacks (0)


<< 森友学園国有地売却問題で新聞社と朝鮮学校ブーメラン…Tweetまとめ17.02.16〜02.28
私たちの先人をなぜ異物のように扱えるのだろう? >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]