森友学園国有地“事件”は国会でなく捜査機関がやるべき・豪州慰安婦像と米西海岸でのいじめ…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2017.02.27 Monday 19:01
くっくり
森友学園の土地取引が不透明なのは事実ですが、公益性をネタにされると困るから、土地取引だけを論点にするんじゃなく、教育方針や理事長のパーソナリティも扱ってるんじゃないでしょうか。
さらに言えば一連の報道で、土地取引や土木工学の専門家が全く出てこないのも、公平性や客観性を欠いています。
記者ご出身の青山さんは一連の報道に不信感をお持ちじゃないでしょうか。
くっくり註)ネットから発信とありますが、もともとは2月24日の衆議院財務金融委員会で日本維新の会の丸山穂高衆院議員が取り上げて、それがネットで広まったという経緯だと思います。その時に参考資料として出されたのが片岡正巳氏の著書「新聞は死んだ」でした。
記者出身だからこそ不可解な報道だと僕も思ってて、この淡路の方ですけど、これは的確な指摘だと思いますよね。
ほぼおっしゃる通りで。
僕のいた共同通信、それから朝日新聞、そういう長年生きのびてきたメディアは、基本的に出発点が国有地の払い下げなんですよ。
それ前から指摘されてるんですけど、僕、共同通信の内部にいた時に、それを自力で調べようとして、やっぱり壁に突き当たりましたね。
但し、僕は東京本社で社会部やったことないから、東京本社では政治部記者だったんで、それ以上調べなかったですけど。
本来は、人を批判する仕事っていうのはやっぱり自分の身を清めなきゃいけないんで、逆に言うと、意外かもしれないですけど、たとえば毎日新聞は、国有地の払い下げじゃないんですよね。
時事通信もそうですよね。
それですごく経営に苦しんできたんですね、今までね。
だからいわば、なぜ共同通信とか朝日新聞は特権的な扱いを受けたのか。
で、この国民の方がおっしゃってる通り、まあ、あまりにもこう古い話になってるから、調べるのはただ事じゃないし、それから何かあったとしても完全に時効にかかってしまってるけど。
でも報道機関としては、自らの身を律してから、報道すべきだっていうのは当然のことで。
ただ、この方がおっしゃってるのは、そういうことを、目をそらしたいから、教育方針や理事長のパーソナリティも報道してるんじゃないかっていうのは、そういう面あるかもしれないけど、それよりもやっぱり、右と見れば徹底的に叩くと。
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