金正男暗殺と「ふたりの王女」…Tweetまとめ17.02.01〜02.15

2017.02.18 Saturday 01:47
くっくり


 「ふたりの王女」とはどんな物語か、簡単に説明すると……

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 舞台は「ラストニア」という架空の国です。
 時代は近世、場所は北欧と思われます。

 王女オリゲルドは、幼い頃から牢獄での生活を強いられていました。
 母である王妃が政争に巻き込まれた挙げ句に無実の罪で処刑され、父である国王にも見捨てられたためです。

 一方、新しい王妃の娘で、オリゲルドの異母妹であるアルディスは、国王はじめ周囲の人々に愛され、天使のように育ちました。
 二人は一度も顔を合わせることがないまま、成長していきました。

 オリゲルドは牢獄の中で、自分を不幸に追いやった人たちへの復讐心を募らせ、野心の塊となっていきます。
 同時に、まだ見ぬ異母妹へのコンプレックスと憎しみを膨らませていきます。
 (金正恩も正男氏にコンプレックスを抱いてきたと聞きます)
 
 ある策略により父である国王の信頼を得て、王女に復帰したオリゲルドは、自分の計画の邪魔になる人たちを次々謀殺していきます。
 父や異母弟(第一王位継承者)ですら、殺害することに躊躇はしませんでした。
 味方であっても、利用価値がなくなったり邪魔になれば殺してしまうという冷酷さです。

 が、アルディスはオリゲルドの正体に気づかず、祖国に尽くす、優しい異母姉だと信じ込んでいます。

 さて、謀略に謀略を重ね、権力の階段を上っていったオリゲルドは、ついにラストニア女王の座に着きます。
 そしてすぐさまアルディスに謀反の罪を着せて牢獄に幽閉し、アルディスの一族もことごとく処刑してしまいます。
 
 宿願だった復讐を果たし、国の全てを手にしたオリゲルドですが、心が落ち着くことはありません。
 権力を維持するため、暗殺と謀略の日々が延々と続きます。
 
 そんなある日、皇太后(オリゲルドとアルディスの祖母)がオリゲルドに言います。

「これから先、あなたは地獄の中で生きる覚悟がありますか?あなたがこの国の女王として生きるのは、地獄を歩むに似たこと」

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