【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜資源エネルギー調査会(福島原子力災害)〜
2017.02.15 Wednesday 15:50
くっくり
チェルノブイリもレベル7だが、事故の中身が違いすぎる。
福島の犠牲者は災害関連死、誤った誘導が政府の手を含めて行われたためで、放射線障害では死者がいないだけではなく、治療を受けた人もいない。
「チェルノブイリと同じような事故が起きた」というのは、原発への賛否を超えて、客観的に不可思議。
(3)汚染水の問題について。
ALPS(アルプス)による処理でトリチウムなどの残存放射性物質だけになっている水、これと全く同じものが3・11の前も国内の全ての原発から海に放出されていたし、現在世界でも放出されている。
トリチウムの人体への影響は諸説あるが、3・11後は海に出せなくなるというのは、少なくとも国民の間にフェアな議論を起こす努力が政府側に足りないのではないか。
国民全体の不安が解消されず、福島の魚に風評被害がある。
汚染水のタンクに人とお金が使われ、本来使われるべきところに使われてない問題も起きている。
汚染水の実態についてフェアな議論ができる環境を作っていただけないか。
諸国ではどれぐらいのトリチウムが入った排水をしてるか公表している。
関係者は知っていても国民にはほとんど知られていない。
ニュースになるような公表の仕方を考えていただけないか。
(4)ALPS処理水を貯め込んでいるので、予算も人もそこに取られて、防潮堤が事実上仮設のままになっている。
故・吉田昌郎所長と最後に電話で話した時、防潮堤の話を汚染水とセットでされていた。
また同じような津波が起きることを想定しなければいけないが、仮設の防潮堤で耐えられるのか。
(5)国会の事故調は地震で壊れた、耐えられなかったという報告。
ところが原子力規制委員会の報告では、地震ではなく津波によって壊れたという結論になっている。
しかし国民の多くは地震で壊れたと思っている。
汚染水の件も何もかも含めて、国民に知っていただく努力が必要ではないか。
再稼働するのであれば、「チェルノブイリと同じ」「汚染水も貯まるばかり」「防潮堤も仮設」、その前提が何も変わらず再稼働と言われても、国民がどうやって理解できるのか。
専門家の議論をテレビなどで中継して、国民の眼前で議論していただくということを、検討していただけないか。
(6)誤った避難誘導によって、失われるべきでなかった命が大勢失われた。
[7] << [9] >>
comments (5)
trackbacks (0)
<< 日米首脳会談の一番の成果は麻生副総理&ペンス副大統領の新たな経済の枠組み・ユネスコ改革に熱心でない外務省…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
金正男暗殺と「ふたりの王女」…Tweetまとめ17.02.01〜02.15 >>
[0] [top]