“戦う相手を間違えないで!” 中国亡命漫画家が描く「マンガで読む嘘つき中国共産党」
2017.02.11 Saturday 02:06
くっくり
洗脳は幼稚園でも行われています。
たとえばこんな文章を、子供たちに唱和させるそうです。
「三日目、日本鬼子がやって来て、鶏を奪って、鴨を奪って、そして二発ビンタした。四日目、解放軍がやって来て、鶏を取り返して、鴨を取り返して、赤いお花をくれました」
北朝鮮の金一族礼賛教育とほとんど変わりがありませんね。
言論の自由もなければ、選挙も行われない中国。
2014年、辣椒さんは日本で選挙カーを初めて見た時、感動して涙が出てきたそうです。
そんな辣椒さんから見ると、日本人の政治に対する関心の低さ、選挙の投票率の低さが信じられないのだとか…。
私が最も興味深く読んだのは、国会前のデモで「民主主義ってこれだ!」「打倒アベ!ファシストを許すな!」と叫ぶ左派(SEALDs奥田愛基氏にそっくりな人物も登場)に対する、辣椒さんの苛立ちです。
辣椒さんはそれを、漫画の中でこのように表現します。
習近平が安倍総理に「憑依」し、政治を操って、少しずつ日本を支配下に置いていきます。
菅直人、鳩山由紀夫などの協力者とともに。
日本の左派よ、目を覚まして!
中国共産党の恐ろしさに気がついて!
戦う相手を間違えないで!
本当のファシストはこっち(中国)にいるんだよ!
……という強いメッセージが込められています。
ちなみに、辣椒さんは2015年7月、中国共産党の風刺漫画を持って国会前の安保法制のデモに行きました。
デモの参加者が激怒して、危うく「総括」されそうになったそうです(^_^;
辣椒さんが心配しているのは、「中国の利益」と「共産党の利益」は違っているのに、それを日本人が分かっていないことです。
日本人は、「中国が日本に戦争を仕掛けても何も得られないし、仲良くした方が多くの利益が得られることは、向こうも分かっているはず」と考えがちです。
それは一般論としては理にかなっているのですが、問題は、「中国の国益」が必ずしも「共産党の利益」にはつながらないこと。
自分たちの利益になる(端的に言えば、共産党の一党独裁を保てる)と考えれば、彼らは戦争も辞さないだろうと辣椒さんは言います。
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