米大統領の権限が弱いことを日本の政治評論家も学者もよく分かってない…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2017.01.30 Monday 20:22
くっくり
(就任演説の原文全文と和訳はこちらにあります)
要するに、天皇陛下がおかしな言葉を使われたという場面を想像していただけますか?
ショック残るでしょう?
合衆国は、他にそういう存在がいないんですから。
いかに品格が本来は求められるか。
トランプさんは権力を行使したい人だから、戦争をやります。
オバマ政権の8年間でやれなかった戦争を必ずやる。
それに一番びっくりしてるのは中国。
(以下、中国空母「遼寧」が張り子の虎であることがばれた話など)
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本来の軍事国家アメリカにもう戻った。
軍は、僕の知り合いも含めて温厚な人も、イケイケどんどんみたいに、「きっと予算も出るべー」みたいな感じで。
軍は今、CNNに見つからないように沸きに沸いている。
但し緊張感もあって、8年間、無人機に任せてたのを自分でやらなきゃいけない。
イラク戦争の悪夢が甦る。
すると僕たちが警戒しないといけないのは、お金を出してくれという話じゃなく、優秀な自衛隊に肩代わりしてくれというのが、絶対来ます。
安保法制がなかったら、もっと勝手に使われる。
成立の過程でむちゃくちゃ歯止めがかかったから。
日本国民の命と存立に関わらないと、集団的自衛権は発動しませんと書いてある。
だから戦争法じゃなくて、逆になってる。
これがほとんど唯一の歯止め。
憲法は全く歯止めにならない。
だって、「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」と書いてある。
なのに自衛隊がいて、「その他の戦力」に該当するに決まってる。
だから要するに憲法は日本では無力化してると、アメリカも世界も思ってるから、憲法は何の歯止めにもならない。
憲法とは関係なく自衛隊があるんだから、たとえばイラクに行ってくれ、南シナ海に行ってくれと必ずなる。
止めるのは安保法制だけ。
日本の存立事態がダメになる時でないと使えないと書いてあるから、これしか歯止めがない。
だから国会での議論、特に野党の話はめちゃくちゃで、共産党は仕方ないとしても、民進党は自己改革すべき、トランプさん(の登場)に合わせて。
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