対馬仏像韓国地裁判決で前住職「異次元の世界」「時空を超えた論理」「永遠に分かり合えない」

2017.01.28 Saturday 02:26
くっくり


 
★これまでのおおまかな経緯

2012年10月8日
対馬の海神神社の国指定の重要文化財「銅造如来立像」(統一新羅時代)、観音寺の長崎県指定有形文化財の「銅造観世音菩薩坐像」(高麗時代)、多久頭魂神社の長崎県指定有形文化財の「大蔵経」が韓国人窃盗団に盗まれた。

2013年1月29日
窃盗団が韓国警察に逮捕され、韓国国内で仏像2体が回収された(「大蔵経」の行方は不明)。
ユネスコの文化財不法輸出入等禁止条約に基づき(※)、本来なら直ちに日本に仏像が返還されるべきところ、韓国の忠清南道瑞山市にある浮石寺が「観音寺の銅造観世音菩薩坐像は、元々倭寇に略奪された仏像である」と主張し、返還しないよう求めた。
※1965年の日韓請求権協定でも、韓国から流出した文化財について、請求権は完全かつ最終的に解決されたと明記されている。

2013年2月26日
韓国の大田(テジョン)地裁が、浮石寺の「有体動産占有移転の禁止仮処分申請」を認め、「観音寺側(日本側)が仏像を正当に取得したということを訴訟で確認するまで、日本に仏像を返還してはならない」として事実上の返還拒否を決定。

2013年3月14日
浮石寺の住職や市民団体らが訪日。アポなしで観音寺を訪問したが、観音寺側は門前払い。

2015年7月18日
海神神社の銅造如来立像が日本に返還された(韓国で所有者が名乗り出ていなかったため)。

2016年3月
有体動産占有移転の禁止仮処分の時効が満了。
観音寺が仏像の早期返還を求める要望書を韓国政府に郵送。

2016年4月
浮石寺が仏像を保管している韓国政府を相手取り、引き渡し請求訴訟を起こした。

2016年5月
観音寺の前住職の田中節孝さんが訪韓し、浮石寺などを訪問。寺の関係者と面会するなどして返還を働きかけた。

2017年1月26日
大田地裁が、「所有権は浮石寺にあり、正常ではない過程で観音寺に移された」として、韓国政府に対し、仏像の浮石寺への引き渡しを命じた。韓国政府は即日控訴した。


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[2013年3月21日放送「ワイドスクランブル」より]

 韓国の浮石寺は、当初から言うことやること支離滅裂でした。

 上に書いたように、2013年3月14日には、住職らがアポなしで観音寺を訪れています。

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