【現代文】GHQ焚書「敗走千里」より支那軍の実態

2017.01.26 Thursday 02:15
くっくり


 これが当時の駐屯地における支那軍の実態です。中国は戦後、こういった掠奪や暴行や強姦は全部日本軍がやったことにしていますが(-.-#)

 さて、陳子明のいる塹壕に日本軍の空襲がありました。兵隊らは飛行機に向かって当りもしないのに銃を撃ちまくります。
 なぜ無駄弾と分かっていて撃つのか?実は、支給されているだけの弾丸を早く消費してしまわないと、いつまで経っても後方へ退いて休養することが出来なかったからです。(p.25)

 その後、陳子明は初めての斥候(5人1組)に出されます。日本軍に見つかって数発撃たれますが、幸い弾は当たらず事なきを得、味方の塹壕へ戻ることが出来ました。(p.29-30)
 
 もぐらの生活もかなり久しく続いたものである。みんなもう飽き飽きしていた。この塹壕で生活する何の興味も刺激もなくなったのである。
 皆が皆、もうどこへ行っても掠奪する何物もないことをこぼしているのである。女はもちろんのこと、今はもう、穴倉の隅から隅まで嗅ぎ回っても、一滴の酒を得ることさえ出来ないのである。
 「もっと、どうにかしたところへ移らなけりゃ駄目だ!」
 「同じ移るなら大きな町でなけりゃ駄目だ。ここら近辺じゃ、もうどこへ行っても同じことだろう」
 彼らは寄ると触ると、そんなことを囁き合っていた。
 それも無理はない。彼らのみんなは、つい最近まで奥地にいたある将領*4-1の私兵に過ぎなかったのだから。戦争を一つの商売と心得、一戦争終った後の掠奪を唯一の報酬と心得ている彼らに取って、掠奪する何物もないということは、それこそ生活の虚無を意味していた。一人の女をさえ見ることの出来ないということは、砂漠の牢獄に他ならなかった。(p.38-39)

*4-1 将領=軍を指揮する人。大将。将軍。

 掠奪は唯一の報酬であると。日本軍とは根本から違ってますよね。

 その後、塹壕に司令部付きの若い将校&彼と腕を組んだ若い女性がやって来ます。
 彼女は「皆さん、しっかりやって下さい。妾(わらわ=一人称)たちは今、皆さんの労苦を慰めるため、妾たちの一切を捧げようとして、この5キロほど後方の村落にいます」と兵らを前に一演説ぶちます。

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