日本の核禁止条約反対は正当&総理は真珠湾でビジターセンターも訪問…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2016.12.26 Monday 17:04
くっくり
これはアメリカが反対するのと違って、正当です。
が、今朝のNHKニュースでも、ニュアンスとして、「けしからん。被爆国として賛成するのは当然だ」と。
被爆者の方々の「賛成してほしい」という声などを紹介して、その気持ちは分かるが…、いつもNHKを中心に民放も一方的に報道する。
「核を保有する国と保有しない国の対立激化を招く」というのは、要は、いま核を持ってない国も本来は持つ権利があるはずですということを言おうとしてる。
それならそうとはっきり言わないとダメ。
被爆国だから一番、核兵器を持つ権利があるんです、本当はむしろ。
僕は日本の核保有には終始一貫反対で、これからも反対。
だが、権利を持つことやどうしても持たなきゃいけない時に備えて…。
持たなきゃいけない時というのは、核兵器が小型化されて、むしろアジアを中心に拡散する可能性があるから。
だから備えてというよりは、そういう核拡散を防ぐためにも、日本は権利を保有してなきゃいけない。
ある自民党じゃないリベラル政治家が科学技術庁長官になった時に、僕は「事務次官らに、日本が核兵器持つにはどれぐらい時間が必要か聞いて下さい」とお願いした。
科学技術庁長官が事務次官らに聞くと、すぐに答えた。
「ワンナイト・オーバー」。
諸外国と違って、一晩でできるというニュアンス。
日本の技術力の高さ。
そうすると、日本が核兵器禁止条約に反対して、「日本は核兵器を持つ権利を保持します」と言ったら、他の国は当然考える。
自分たちがこっそり北朝鮮から買うなどしてボロい核を持って、日本ががらりと変わって核保有国になってしまったら、もう日本の力に誰も抵抗できなくなると。
拉致被害者も一発で帰ってきますよ、本当は。
だから日本に核を保有させないために、他の国も核兵器を持たないということが、実は逆説じゃなくて、実際の今のこの世界。
だから日本はアメリカと違って、核兵器禁止条約に反対しないといけないんですよ。
(3)中国空母が沖縄沖を通過 西太平洋へ
大きな空母を中国が持つってことは、当然遠洋に出ていくはずが、今まで一度も行ってなかったというのが、逆にニュース。
しかも遼寧はあまりにも古い。使えない。
とにかく外に出られるんだというのを示したい。
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