日本の核禁止条約反対は正当&総理は真珠湾でビジターセンターも訪問…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2016.12.26 Monday 17:04
くっくり
(1)核禁止条約交渉が3月開始 日本がまた反対
(2)トランプ氏「核戦力強化」オバマ氏との対比鮮明に
核兵器禁止条約が成立すれば、核兵器を持つことが非合法になる。
オバマ大統領が「核なき世界」と言いながら、アメリカは反対と。嘘つき。
オバマ大統領は実は「核少なき世界」と言ってるだけ。
核兵器の維持費を減らしたいと言ってるだけ。
(2)の『トランプ氏「核戦力強化」オバマ氏との対比鮮明に』というニュースのポイントは3つ。
1つめは、「利用」。
トランプ政権の特徴が出てる。
オバマ外交に飽き飽きしてるアメリカ国民の感情を利用。
オバマさんが核兵器に関しておかしなこと言っている間に、いや、自分は分かりやすく核兵器を強化するんだというイメージアップ。
大統領になったら、日本も必ず利用される。
その時どうするかを、総理も国民も今から考えないといけない。
2つめは、「実利」。
トランプさんは実利を求める人。
国務長官にティラーソンさんという、プーチンさんとはっきり言うと石油の闇商売もしてきた人がなるので、世界をびっくりさせた。
プーチンさんがアメリカのミサイル防衛を打ち破るような新しいミサイルを核爆弾つきで開発すると言ったら、それをきっかけに、トランプさんも核戦力を強化すると。
核兵器は儲かる商売でもあるから。
プーチンさんとの間は友情とかではなく、良くも悪くも利益。
脅しを含めた「実利」をやってる。
安倍さんとの関係も必ずそうなる。
3つめは、「力」。
力とは軍事力。
日本は憲法9条があって、自衛隊は軍隊でないことになっている。
軍事力で押してくる相手とこのまま同盟関係を続けると、自衛隊は米軍の一部にされたままになる。
中国空母が太平洋に出て行くのも、中国がまた変なことしやがってという話ではなく、トランプさんが「力」で出てくるから。
「力」の時代が来るということ。
日本は今までやってきた外交は、根幹から崩れてますよということ。
そのうえで、(1)の『核禁止条約交渉が3月開始 日本がまた反対』というニュースに戻ると…
「唯一の被爆国である日本も、核を保有する国と保有しない国の対立激化を招くなどとして、反対票を投じました」と。
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