拉致特別委員会で拉致スルーしたり米海兵隊を批判する野党&1月解散はなし…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2016.12.12 Monday 15:57
くっくり


 僕は、いや、それは甘いと。

 京都共産党の粘り強さ。
 たとえば京都の会津小鉄会という暴力団が非常に強くて、お葬式やるだけで近所がシーンと押さえつけられたりする現実があった。
 僕が住んでたマンションの隣が暴力団事務所で、僕が転勤するまでの間、抗争で5人死んだ。
 警察も来ない時に共産党が集団で来て、「暴力団出て行けー!」とやる。
 すると、共産党とか共産主義とかと関係なく、自分たちのためにやってくれたからと選挙の時に投票する人がたくさんいる。

 野党だからとか、共産党は住む世界が違うからとか考えるのではなく、僕はあり得ると思ってる、部分連合でも。
 今は全然できてませんよ?
 それどころか民進党は自分の候補者も立てられない、大量に穴が空いてて。
 時間が経つと、今の政権中枢の思い込みと違って、かなり協力はできていく。
 野党協力が民進・共産を中心に完成形に近くなると、自民党の現職の代議士がたくさん落ちる。
 するとますます公明党に依存することになる。

 時間が経てば経つほど、1カ月延びたら、民進党が共産党に飲み込まれる形で…。
 来年選挙できず、できるとしても来年遅く、すると1年近くある。
 1年の間に共産党が黙って見てるとは思えない。

 今、選挙をやっても自民党は衆議院の議席減るが、しかし野党を甘く見ないということで、そしてあとの政治日程を楽にする、天皇陛下のご譲位のことも含めて、日本国民と国会議員がじっくり議論、相談するためにも政治日程は安定していた方がいい。

 が、今回はやらないと。
 野党協力がそんな形でできるわけはないし、今やっても議席が少し減るから、先延ばしでいいということ。

 一時期、今よりもっと解散あるんじゃないかと盛り上がってた時期があった。
 会員制レポートの中ではさらに踏み込んで、解散はないと書いたが、その状況は基本的に変わってない。
 だからテレビ局とか共同通信とか、準備は当然してるが、でも基本的にはない。

 だから根拠が弱い石破さんの発言、なぜ言ったかというと、自分の派閥の引き締め。
 無派閥で行くはずが派閥を作って、総理を目指すならやむを得ないが、今度の総選挙で延びるか縮むかで、もう運命決まってしまう。

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