拉致特別委員会で拉致スルーしたり米海兵隊を批判する野党&1月解散はなし…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2016.12.12 Monday 15:57
くっくり


 その時に辞めるか、自分は正しいということで解散するか。
 不信任案が可決された時だけだったら、(可能性が)すごく縮まる。
 7条解散と言うんですが、これを拡大解釈して、いつでも解散できると。
 野党がまかり間違って不信任案出したら、そんなに文句あるなら解散してやるというのが実はあり得る。

 こういう法律のもとで今現在どうかというと、言える範囲で言うと、日本を指導している方々に僕が申し上げたのは、僕は解散やるべきだと言った。
 というのは、できなくなっちゃうんですよ、今やらないと。

 来年は、ある意味特別な年。
 まず、今上陛下のご譲位の問題。
 ものすごくさまざまな準備が必要。
 来年の通常国会はこれにほとんど全部(時間を)取られる。

 しかも通常国会やってる最中の5月に、衆議院の1票の格差の問題、0増6減、100前後の選挙区をいじらないといけない、これの答申が出る。
 答申が出る前に解散総選挙をやると、モラルに反する。
 ということは春以降はもうできない。

 5月超えたらどうなるかというと、答申出ちゃうから、公職選挙法の改正をやらなきゃいけない。
 通さないと選挙できなくなる。

 それやこれや考えると、来年はできない。
 晩秋とかになれば別ですが。

 任期切れが迫ってくると、もう何が何でも解散して…という選挙は与党にろくな結果にならない。
 それやこれやで、わりと任期の半分ぐらい、2年ぐらいが来たら、そよそよと解散風が吹いてくる。
 石破さんはそういう感じのことを言ってるだけ。
 だから根拠としては大変弱い。

 年末の解散か1月の解散をなさるべきだと、議員としてではなく、前から利害関係なく意見を申し上げてる立場として(日本を指導している方々に)言ったら、ばちっと「やりません」と。
 総理が言ったとは言ってませんよ、誤解なきよう。

 そう言われて、僕は普段はそうですかと言ってすぐ退くが、この時は未練がましく、それで決まりですか?と。
 やっぱり政治的に弱くなりますよと。
 来年選挙できなくて、できる頃にはもう任期満了が視野に入ってくるというのは。

 考えの違いの根っこに何があるかというと、野党をどう見るか。

[7] << [9] >>
-
trackbacks (0)


<< 映画「この世界の片隅に」が追求したのはイデオロギーよりリアリティー
日本軍と共謀した毛沢東!マスコミが語らない中国共産党の不都合な真実! 「カツヤマサヒコSHOW」より >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]