拉致特別委員会で拉致スルーしたり米海兵隊を批判する野党&1月解散はなし…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2016.12.12 Monday 15:57
くっくり


(1)1月解散「あり得る」 自民・石破元幹事長

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 1月解散があるとすると、普通だと通常国会の冒頭解散ですが、今回はそうじゃなくて、また補正予算やるんですね、三次補正。
 やるなら1月下旬解散。
 報道機関はある意味、衆議院議員と別次元の深刻さで走り出してる。
 勝手に盛り上がってる。

 そういう状況下の中で、石破茂元幹事長、自民党の重鎮が発言。
 今度の選挙で運命が決まる、自分の派閥の。
 責任ある立場で、TBSの番組の収録で話された。
 根拠が「前回の衆院選挙から2年経っていて十分あり得る」と。
 根拠としていかにも弱いよね。

 現実の内閣総理大臣の権限は非常に弱い。
 安倍さんが一強だどうだと言われて、ひどい人はヒトラーとか言うが、それは安倍さんの名誉以前に歴史の冒涜だと思うが、総理大臣の権限は非常に弱い。

 物事を決める時、3つしかない。
 多数決、独断専行、全会一致。

 全会一致は、防衛出動かける時も、内閣全員が一致しないと決められない。
 そこでは内閣総理大臣も大臣の一人でしかない。
 だからものすごく権限が弱い。

 大統領制と比べると、議員内閣制は権限が集中してない。
 特に日本は、この内閣全員一致を採用して、しかも憲法65条にたとえば、行政権は内閣総理大臣に属すると、ひと言でも書いてあればガラッと話は変わるが、あくまで行政権は内閣にあって総理大臣にはない。
 したがって総理大臣はどこかで強い権限を憲法の中で探そうとする。

 総理大臣が衆議院を解散できるのは、すごい権限。
 菅官房長官だろうが二階幹事長だろうが誰も干渉できない。
 衆議院議員が全部クビ。
 これだけが総理の強い権限。
 でも憲法ちゃんと読むと、総理が勝手に出せないとしか読めない。

 議員は国民から選ばれてるけど、総理は国会の中で決めるから、ある意味、間接ですよね。
 直接選ばれてる議員だから、立場がやや強くて、こんな総理とやってられるかと言って、内閣不信任案を出せる。
 それが可決されたら、「安倍さんあなた辞めなさい」と。

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