トランプ・プーチン(北方領土)・横須賀基地課外授業・駆け付け警護・朴槿恵“共謀”…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2016.11.21 Monday 16:53
くっくり
それは実ははっきりしてるが、とりあえず人の話は聞くんだと、そういう意味で信頼できるということを、会談の中身は言えないと言いつつ、同時にそれだけを安倍さんは言った。
それは世界にとっては非常に大きなニュースだった。
ふだんは日本の総理がどこへ行こうが何を言おうが全くニュースにならない。
安倍さんは久しぶりに、世界に発信できる総理。
中曽根総理ですら、訪米しても、アメリカではニュースにならなかった。
その中で、今回、安倍さんが「トランプさんは人の話を聞く、信頼できる人」と言ったことは、アメリカでも大ニュースになり、世界を駆け巡った。
そうなるだろうという予測が最初からインテリジェンスにあって、それを安倍さんは採用した。
日本の外務省は敗戦後、日本が取り上げられない(注目されない)のが当たり前で慣れっこになってるから、もう引っ込んでしまってて。
だからそれを打ち破る意味では、すごく大きかった。
45分間の予定の会談が倍の90分になったが、この時間というのはすごく大事。
安倍さんは(トランプ会談後に行った)ペルーのAPECで習近平さんとも話したが、通訳入れて10分だった。
安倍総理は相手の言ってる英語はけっこう分かるから、トランプさんと実質、1時間たっぷり話した。
これは非常に大きい。
が、肝心の部分は、内容が非公表。
僕も全部は知らないが、何となく感じてる部分はある。
家族とか趣味とか、そういう話はトランプさんはいっぱい話した。
安倍さんの方からは、日米同盟は大事だとか、日本は駐留米軍経費の75%も負担してて、ドイツとか韓国は3割4割なので、日本はものすごく負担してて、これを増やすとやっぱり国民の受け止めにも問題があるという趣旨のことを言った。
それからTPPも日米でやってきて、ここでアメリカが脱けるとそもそもアメリカにとって良くないという趣旨のことを言った。
トランプさんはひと言も発しなかった。
都合の悪い話には一切返事しないとか、ビジネスの世界で良くあること。
それにめげずに、日本の総理はどんどん話をしていった。
それもインテリジェンスが、トランプさんはそういう反応をしますよと言っていたが、びっくりしないで、答えがないなとうろうろしないで、どんどん話をしていった。
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