青山繁晴さん国会初質問〜経済産業委員会(JOGMEC法改正)〜
2016.11.10 Thursday 15:04
くっくり
小林正夫委員長
「青山繁晴くん」
青山繁晴
「今回はJOGMEC法の改正の審議でありますけれども、でありますから、エネルギーの中でも在来型の原油・天然ガスの自立した確保を目指す挑戦だと理解してます。しかし同時に、資源エネルギーは必ずベストミックスを目指さないといけないと思います。そこで日本の自前資源の開発についても大臣にお願い、いや、お尋ねしたいと思います。お願いではありません(笑)、お尋ねしたいと思います」
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青山繁晴
「思わず本音が出ましたが、はい」
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(議場笑い)
青山繁晴
「私たちは長年、資源のない国だと思い込まされてきましたが、実際には、凍った天然ガスでありますメタンハイドレート、あるいは熱水鉱床、あるいはレアアースを含むレアメタルといった自前資源の存在がすでに確認されています。中でも燃える氷と呼ばれるメタンハイドレートは、アメリカ、中国、インド、ロシアをはじめ、世界が注目する新資源となりました。これを実用化することはJOGMEC法改正で取り組むところの、在来型の資源エネルギーをめぐる新しい取引においても、交渉力を日本が持つことにつながります。このメタンハイドレートには、ま、念のためですけど2種類あります。主に太平洋側に賦存する砂層(さそう)型、すなそう型のメタンハイドレートと、つまりこれは砂と混じり合ったタイプですね、それから青森、日本海側に賦存する表層型メタンハイドレート、これは海底の表面に白い塊が露出していたりする、純度の高いものです。で、政府はこれまで太平洋側の砂層型に注力してきましたけれども、表層型メタンハイドレートは日本海側に多く存在しますから、過疎に苦しむ日本海側に、日本には決してあり得ないはずだった資源産業を勃興させる可能性があります。そのために青森から山口まで、日本海側の12府県による日本海連合も結成されて、地元の期待も大変高まっています。この表層型は先ほど述べましたとおり、日本海の海底の表面に露出している物もあって、砂と混じらず、純度が極めて高い特徴があります。この特徴のために、日本海の海底からは、すみません、ちょっと僕の手元を見ていただきたいんですけど、これが海底だとしますと、こういうような形の柱が、たくさん実は立ち上っています」
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