青山繁晴さん国会初質問〜経済産業委員会(JOGMEC法改正)〜
2016.11.10 Thursday 15:04
くっくり
小林正夫委員長
「世耕経済産業大臣」
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世耕弘成経産大臣
「まず国としての戦略としてはですね、今ご指摘のように非常に中東情勢が流動化をしております。そしてまた欧米ではナショナリズムが高まってるという状況であります。そういう中で、石油や天然ガスのほぼ全部をですね、海外に依存してる我が国にとって、やっぱり自主開発の石油・天然ガスの、権益を獲得をしていく、これが国家戦略として非常に重要だというふうに思っております。ただ、残念なことにですね、いわゆる国際メジャーというものに比べると、ま、彼らはもうアラビアのロレンスの時代から、中東に関与して、その頃にだいたい源流があるわけでありまして、それと比べたら我々はもうはるかな後発国であります。今もですね、だいたい日産ベースでいうと、エクソンが410万バレル、BPが324万バレルに対して、日本で一番大きいINPEX(インペックス)が51万バレルと、いう状況であります。ですからこういう中でやっぱり、資源獲得をしっかりと行っていく必要があるというために、ま、これまでもJOGMECを通したリスクマネーの供給、支援とかですね、あるいは積極的な資源外交の推進ですとか、あるいは中核的企業の育成などをやってきたわけですが、依然まだまだ開きが大きいということで、この欧米メジャーと対等に競争していけるような中核的企業をですね、形成をしなければいけないという、まだ状況にあるわけであります。今回の法改正はですね、今、油価が下がっています、下がっている今こそ、権益を獲得するチャンスだと。この差を埋めてですね、権益を獲得していくために差を埋めていく、チャンスだというふうに思っておりまして、まさに青山先生ご指摘のですね、中核的企業、和製メジャーの育成・支援もですね、今回の法改正の大きな狙いのひとつであります。こうした取り組みを通じてですね、ただ大きい会社をつくって喜ぶだけではなくて、やはり日本経済や国民生活の土台である、安価で安定的なエネルギー供給を実現してですね、日本のエネルギー安保を確固としたものにしていきたいというふうに考えております」
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