青山繁晴さん国会初質問〜経済産業委員会(JOGMEC法改正)〜
2016.11.10 Thursday 15:04
くっくり
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青山繁晴
「皆さんおはようございます」
一同
「おはようございます」
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青山繁晴委員
「自由民主党の青山繁晴です。私はこれが国会での初質問となります。党利党略のためでなく、ただ国益のためにこそ、不肖ながら質問しますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。私は今回のJOGMEC法の改正、すなわち独立行政法人、石油天然ガス・金属鉱物資源機構をめぐる法改正について、祖国の画期的な新しい挑戦として、断固支持いたします。しかし、それは私が与党議員だから申し上げるのではありません。ひとつには、国会に出るまで、専門家のはしくれとして、たとえば地球物理学の国際学会で、エネルギーに関して学会発表を行ってきた、そういう知見に基づく、あえて申せば客観的な支持であります。で、もうひとつには、きのうのアメリカ大統領選挙の結果は、先の大戦後につくられてきた、世界の終わりを意味するからです。大戦の真の勝者はアメリカのみであり、敗者は私たちでありました。以来71年余りに亘って、私たちは戦争に負けて、しかも資源のない国、その国民に甘んじてきました。資源エネルギーで申せば、戦勝国アメリカの支配する、国際メジャーの言うがままに高値で、主として中東から買いつけてきました。次期大統領に就任されるトランプさんにおかれては、中東政策についても、選挙中に自らを支援してくれたロシアのプーチン大統領に接近し、中東政策を変えてくる可能性も十分にあると思います。そうした中ですから日本はこれから、自前の資源エネルギー政策を持ち、自前の中東政策も持たねばなりません。そこで世耕大臣にお尋ねいたしたいと思います。JOGMECが実質的に国民の税も投じて、たとえばサウジの国営石油会社が上場した場合にその株を、場合によっては大量に買うこともできるようにする、あるいは場合によってはアメリカの中堅企業を買収することもできるようにする。それらをもって資源のいわゆる上流に位置する日本企業を育てるよう法改正するということは、分かりやすく言えば、和製メジャーを目指すと、和製メジャーを育てることを目指すということなのでしょうか。もしもそうであるなら、どのような新しい国家戦略、むしろ戦略論だけではなくて、どんな新しい国家の哲学を構築されつつ、和製メジャーを目指していかれるのか、それを大臣にお聞きします」
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