ドゥテルテ大統領・沖縄ヘリパッド抗議・核禁止決議に不賛同・北方領土問題のポイント 青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2016.10.27 Thursday 16:57
くっくり
この記事だと、反対するのは、アメリカに不当な圧力をかけられてやったことになりますよという。
だから国連の外交関係者と書いてあるけど、こんなの日本の国連代表部に決まってる。
つまり外務省の中からの話っていうのがバレバレ。
こういう発想でずっとニュース作られると、新しい動きが見えなくなっちゃう。
(★)トラ撮り!コーナー
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北方領土について、自民党の外交部会(合同会議)で、大事なものは2つだけだと申し上げた。
1956年の日ソ共同宣言と、1993年の東京宣言。
日ソ共同宣言は、歯舞・色丹の二島を返還する。
東京宣言は、四島の帰属の問題を解決する。
日ソ共同宣言は、平和条約を結んだら歯舞・色丹を返す。
東京宣言は、四島の帰属の問題が解決したら平和条約を結ぶ。
この2つをかみ合わせたら、戦争をしなくても四島が返ってくるんじゃないかという話になる。
昨日(10月26日)の合同会議で外務省と自民党首脳陣に聞いたのは、じゃあプーチン大統領はこの2つをどう扱ってるのか。
プーチンさんとその周辺が言っているのは、東京宣言は無効だと。
日本とロシアの議会それぞれで批准してないからと。
じゃあ日ソ共同宣言は認めてるのかといえば、プーチンさんが言ってるのは「歯舞・色丹を引き渡すと書いてるだけで、その後、主権がどっちになるかは書いてない」と。
歯舞・色丹を日本に引き渡しても、主権はロシアのもので、軍も使う。
この島のあたりにはロシアのSLBM積んでる潜水艦がいる。
ロシア海軍の拠点にもなり、日本はそれに協力することまで含めてプーチンさんは示唆しながら発言してる。
12月の日露首脳会談では、これ2つとも有効ですよと言うべき。
1993年の東京宣言は批准してないというが、それより前の1980年のウィーン条約で、2国間の取り決めは、批准してなくても両国の全権代表が署名したら有効だと。
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