ドゥテルテ大統領・沖縄ヘリパッド抗議・核禁止決議に不賛同・北方領土問題のポイント 青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2016.10.27 Thursday 16:57
くっくり


 日韓合意を含め、安倍さんと意見違うことは多々あるが、このあと南スーダンの話もするが、僕は撤収した方がいいと思ってます。
 意見の違いは多々あるが、長期政権が外交上すごく有利になってることは本当。

 国内ではずっと安倍バッシングが続いているわけだが。
 百田尚樹さんとの会談のなかで、百田さんが、「安倍さんをヒトラーと言う人に、自分は何度も言ってきた。もし安倍さんがヒトラーだったら、あんたらみんな殺されてまっせと」。
 さすがで、このひと言で全部分かりますよね。

 その一方で、政治が不安定でけしからんとかメディアがやる。
 世界の目は全然違ってる。
 このあと、総裁任期がもう1期延びるというニュースもやるが、外交上は非常にいい影響を与えてる。

 長期政権かなという効果が現れてのことであると同時に、やっぱりドゥテルテ大統領、ダバオ市長の時代にたくさん、犯罪者、あるいはまだ犯罪者か分からない人をどんどん殺害することで頭角を現した。
 近代国家としてあり得ないことをやってきたが、但し、ひとつ言えるのは、愛国者ではあるのだろうと。

 フィリピンは小さい国で、基本的に島で成り立っている。
 その中で、米中の挟み打ちになっている。
 アメリカを一方的に非難し、中国にすり寄ったと言われているが、実は習近平国家主席と並んで記者会見、つまり映像として映ることが分かってる時に、ポケットに手を突っ込んで出てきた。
 (居島一平:しかもガムを噛んでたとか…)

 そういう人は史上初めてで、二度とない。
 しかも中国のカメラも、やばいのにアップで撮ってしまった。
 ほんとは真っ黒な画面にしたい。

 これを無法なひどい奴だと言ってる人がいるが、そんなわけないでしょ。
 明らかにアピールしてる。
 別に中国の言うことを聞いたわけじゃねぇと。
 小さいフィリピンを米中の狭間で、何とか自立性、独立性を打ち立てようとしてるんだと。

 犯罪の摘発に関して、アメリカは人権を前面に出してやってくるが、アメリカは世界中で人殺しをしてるじゃないかと。
 だから一方的に犯罪捜査のやり方を非難するんじゃなくて、ほんとは思惑でだけれど中国はそれ支持してくれるから、そしてお金を出してくれるから、中国にすり寄ってるように見せるけど、本音は違うんだよってことを、ポケットとガムで表現して、それで日本に来た。

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