青山繁晴×有本香 安全保障・憲法改正・拉致問題 「虎ノ門ニュース」
2016.09.29 Thursday 16:53
くっくり
★有本香さん
9条2項の「国の交戦権は、これを認めない」は、これ自体が国際法違反。だからなくすことに賛成。言っちゃ悪いけど、自民党の人たちはこざかしいことを言う。やれ緊急事態条項とか。根本はそこじゃないでしょう。
★青山繁晴さん
商売ジャーナリズムで、田原総一朗さんのようにずっと生き残るジャーナリストにはビジネスツールがあって、「青山さん、国の交戦権認めるってことは戦争するんだね。戦争する国になるんだね」と。「戦争する」という4文字で全てのカタが付くのが、日本のジャーナリズム。
そのわりに、集団的自衛権はいけない、個別的自衛権でやると。個別的自衛権って戦争ですよ?
★有本香さん
何もかも個別的自衛権でってことは、要するに本土決戦やるんだねって話でしかないでしょう?どうしてそんなことを良しとできるの?
※この後、青山さんから、以前の話として、東京大学では「戦争を反省しているから」安全保障について講じてこなかったという話。いまは青山さんも呼ばれて講義ができている(学生らの努力)。
※こうした流れで、教育の話に。
★有本香さん
歴史教育と並んでもうひとつ日本に欠けているのは地理の教育。日本に島がいくつあるか、6852あるが、ほとんどの日本人が即答できない。自分たちの国土を知らないということ。
2010年の尖閣沖での漁船衝突事件が起きる前、2009年だったと思うが、佐藤正久さんが言っていた話。安全保障の部会の出席率が非常に低いと。票にならないし、地元回ってた方がいいからと。また、北方四島の択捉島を話題にしたら、ほとんどの議員が知らない。択捉島は沖縄本島より大きいと言ったら、そこにいた議員全員が「へー、そうなんだ」と。尖閣諸島が沖縄県であることも部会の議員たちはほとんど知らなかったと。
国会議員の資格うんぬんもあるが、そもそも日本の教育に問題がある。国土に対する基本的な知識を義務教育で教えてない。(青山「地理を教える時に、なぜ学ぶかという動機付け、必然性がない」)
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