青山繁晴×有本香 安全保障・憲法改正・拉致問題 「虎ノ門ニュース」

2016.09.29 Thursday 16:53
くっくり



 状況が数年前とは変わっているとはいえ、安定的な実効支配をしていると言い張るにはすでに無理がある状況に陥ってきている。

 中国が防空識別圏の設定をした。自衛隊のP3Cが毎日のように飛んでいるから、実際は意味はない。が、青山さんの古巣である共同通信のある方が、尖閣に非常に思いを持っている方で、会社にかけあって、会社が契約している飛行機会社に飛ばす許可を得ようとしたが、NOだった。なぜなら中国が防空識別圏を設定していて、何が起きるか分からないから、会社としては許可できないと。どうも他社も同じ状況。

 かつてはメディアを中心とした民間の上空からの撮影、ある種の監視もあったが、いま全然なくなっている。尖閣諸島がブラックボックスのようになっている。残念。

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★青山繁晴さん

 安倍政権のこの姿勢は全く許せない。さっき申し上げたのは、中国が入ってくるのをプロパガンダ戦も含めていちいち乗る必要はないが、元空将が明かした、中国軍機がF15を追いかけ回した件について、安倍内閣はきちんと国民に公表をしない。これはさっき言った『つばぜり合い』と次元が違う話。

 そしておっしゃった通り、野田政権が国有化し、安倍政権に代わって以降、どんどん中国はむしろ活発化、日本は抗議するだけ、その抗議もたまにやるだけで、普段は黙認してるに近い。

 政府側の僕への反論は、「領土紛争にしちゃいけない」。しかし中国側は尖閣諸島で弱みがある。過去の地図などで日本の領土だと認めてしまっている。だから中国側は領土紛争にして、外交交渉に持ち込ませたい。

※このあたり以前詳しく解説されています。こちらを参照→16/8/21:中国領海侵犯に北ミサイル発射…緊迫のアジア情勢を青山繁晴が斬る!「胸いっぱいサミット」

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