産経新聞的ちょっといい話(3)(読者投稿欄より)

2016.09.27 Tuesday 16:46
くっくり


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【自衛隊への感謝の念新たに】
 2016.4.26
 主婦 野口康子(59)福岡市南区

 16日未明に九州をおそった大地震。わが家も震度5弱の揺れに見舞われた。震源に近い熊本市内に住む親類の無事を確認できたが、その後も地震が続き、心配な日々が続いている。

 そんな中、18日に佐賀県多久市で行われた行事に参加した。

 夫が運転する車で高速道路を走っていると、途中で何台もの自衛隊の大型車両を見かけた。

 車両の前面や側面には「災害派遣」と書かれた幕が張られている。きっと、近くにある自衛隊基地から被災地に向かっていたのだろう。一刻も早く到着しようと、高速道路をひた走る車列を見ていると、ふと涙がにじんできた。

 自衛隊の方々は震災直後から被災地に入り、懸命に捜索活動にあたり、炊き出しや風呂の設置を行うなど、その献身的な活動には頭が下がる。

 被災地に向かう自衛隊車両を実際に目にして、感謝の念を新たにした。

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※熊本地震発生後、群馬、長野、新潟、静岡といった東部方面隊、そして中部方面隊隷下の部隊、また多くの東北の部隊も5年前の「(東日本大震災の)恩返し」だと、それぞれの駐屯地を後にしました。中には偵察用のバイクで千キロ移動する自衛官の姿もありました(zakzak 2016.4.26 桜林美佐さんのレポート)。画像2点の出典は陸上自衛隊ツイッター。全国各地の部隊から災害派遣された自衛隊員は延べ約81万人で、5月30日の撤収まで、被災者の救助や支援活動に当たりました。


【国民皆で遺骨収集の推進を】
 2016.4.14
 無職 中村勝彦(75)千葉市緑区

 戦没者の遺骨収集を国の責務とし、一層の推進を図ることを目的とした「戦没者遺骨収集推進法」が先月、衆院本会議で全会一致で可決・成立、施行されたことに大きな喜びと期待をおぼえる。戦没者のうち、いまだ113万柱がかつての戦地に眠っているのだ。

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