台湾人を激怒させた蓮舫さん
2016.09.20 Tuesday 01:17
くっくり
そもそも、アイデンティティについての台湾人の意識は、近年、大きく変化しています。
下の画像は、「あなたは『何人(なにじん)』ですか?」という質問への回答を、年ごとのグラフにしたものです。
image[]や『ビジュアル年表 台湾統治五十年』image[]などの著書でもおなじみの作家・乃南アサさんが、同じく『歴史通』9月号で話していることですが…
パスポート一つをとっても、ちょっと前までは自分の国を中華民国と書かなければいけなかったのが、今は台湾と書いて通用するようになったことを、台湾の皆さんはすごく誇らしく言うそうです。
北京政府の解釈に基づいた「一つの中国」原則は、台湾人には到底受け入れられないことなのに、蓮舫さんは傷口に塩を塗るようなことを言ってしまった。
それも自分の保身のために言ってしまったのだから、最悪です。
いくらお父さんが台湾人とはいえ、蓮舫さんは日本生まれの日本育ちで、しかも日本の国会議員も務めてきた人ですから、そのメンタルはほぼ日本人であると思っている台湾の方が多いのではないでしょうか?
実際は、私をはじめ、蓮舫さんのメンタルは日本人とは異なると感じている日本人は多いのですが…。
(むしろ支那人に近いと感じている人もいるようです)
だから今回のことで、あるいは「今の日本人のメンタルとはそういうものなの? 保身のためなら自分のもうひとつのルーツですら、あっさり切り捨てられるの?」と、台湾の方々に誤解された面もあったのではないかしら?
私の考えすぎであればよいのですが…。
蓮舫さんの「一つの中国」発言は、台湾をがっかりさせると同時に、中国を喜ばせる発言でもありました。
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