蓮舫さんが「二重国籍」認めて謝罪。これで終わらせていいの?
2016.09.14 Wednesday 02:01
くっくり
ついには、「『一つの中国』論で言ったときに、二重国籍と(いう言葉を)メディアの方が使われることにびっくりしている」という、台湾との外交問題に発展しかねない発言まで飛び出しました。
これは「台湾は国ではないので自分は二重国籍ではない」という趣旨で言ったようですが、法務省の見解(2006年の衆議院法務委員会)では、「台湾出身の方については、国際私法上は、台湾において台湾の法が実効性を有している以上、その法が本国法として適用される」となっており、これを受けて、民進党の枝野氏も、「当然、台湾法が適用されなければいけない」と述べています(池田信夫氏の指摘による)。
このようにツッコミどころ満載の蓮舫さんでしたが……
「二重国籍」を認め謝罪したことにより、メディアの論調は、予想通りというか、「法的には問題ないし、改めて台湾籍を抜く手続きをしたし、本人も謝罪したし、もういいでしょう」という感じで、消化不良。
私も含め、蓮舫さんを批判している人の大部分は、法的にどうとか、ましてや台湾人のお父さんがどうとかではなく、彼女が野党第一党のトップ(首相になる可能性のある人)としてふさわしいのか、その資質を問うてきたわけで。
なのに、蓮舫さんはその場しのぎの発言を繰り返して、やり過ごそうとした。
CREAの記事について、「私は国籍は台湾『だった』と言ったが、編集過程でどうのこうの」と人のせいにした。
13日の会見でも、「父に任せていた」とお父さんのせいにしてましたよね。
もういい大人なんだし、自分の不始末だったと潔く認めるべきではなかったか?
しかも、口では謝罪しながら、顔はニコニコ。
いえ、何も泣けとか、土下座しろとか言ってるんじゃないですよ?
「台湾籍は抜いている」とあれほど自信たっぷりに言ってたのを180度覆したわけだから(有り体に言えば「経歴詐称」してたのを認めたのだから)、もうちょっと神妙な顔をしてほしかった。
でないと、「ほんとに反省してるんかな?」って、皆、なっちゃいますよ。
日本はそういう文化だから。良し悪しはともかく。
そもそも蓮舫さんは、30年以上も前の、17歳の時の曖昧な記憶だけを頼りに、これまで「台湾籍は抜いている」と主張してきたわけですよね。
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