政府が隠す重要情報…尖閣の接続水域で中国軍艦と海保の船がにらみ合い!?「虎ノ門ニュース」有本香さん

2016.08.29 Monday 18:53
くっくり


 ところが会社としてOK降りなかったと。

 これにはちょっといろいろ事情あるんですけれども、はしょって言うと、要するに、防空識別圏設定以後、日本のマスメディアは通信社も含めて、そういった空からのアプローチ、全部遠慮しちゃってるんです。
 それはどうしてかというと、何が起こるか分からないからだと。
 かつてと状況違ってきたというふうに、みんな自制しちゃってるんですよ。

 そんなヘタレな話っていう、言い方もできるけれども、つまりやっぱり、実効性ないんだと。
 自衛隊の飛行機は飛んでるんだよと言うものの、(中国が)あれ(防空識別圏)を宣言したことだけで、それだけのやっぱり心理的な波及効果が生まれてるんですね。

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 さらに言うと、安倍政権になってから、尖閣諸島に漁船を出すこともできない。
 ということは、島にもう全く近づくことができなくなっていて、海からも空からも民間の船や飛行機で見ることができない状況になってる。
 尖閣諸島の周辺、ブラックボックスになってるんですよ。

 それでフリゲート艦が来てるという話も、私は多少「え?」と耳を疑ったんだけれども、2箇所からそういう話があって、しかもそれを聞いて、一部のフリーのジャーナリストの方なんかがもうすでに石垣に入っているという話もありました。

 で、そういうような状況が、この日中韓外相会談(8月24日)にぶつけて中国がこういうことをやってきてるわけですよ。

 で、何て言うのかな、今回の王毅外相が日本に来た時ちょっと何か言ったとか、あるいは中韓関係が最近になって急速に変化してきてるわけですね、要するに韓国のミサイル防衛システムの導入によって。
 ですから中国が日中韓の中で非常に厳しい状況に立たされているということはあるわけですが、中国のいつものやり方なわけですね。

 つまりそういうふうに何かしら話し合いをしようと、言ってくる時に必ずそういうことをぶつけてくるというのが、中国のいつものやり方。
 そして日本側のいつものやり方は、それを伏せて、何事もないような感じに持っていくと。

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