北の潜水艦ミサイル・元慰安婦支援10億円拠出・『シベリア・モンゴル抑留犠牲者追悼の集い』など 青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2016.08.25 Thursday 19:00
くっくり
北朝鮮のこういう脅威があるから、慰安婦問題など日韓の考えの違いがあっても歩み寄らないといけませんねと。
10億円について、自民党の部会で僕だけでなく新藤義孝さん、稲田朋美さん(当時政調会長)からも強い反対論が出た。
が、北朝鮮がここまで来てるから日韓で手を合わせないと、と。
10億円拠出を決めた安倍総理、岸田外相、外務省とか、政府与党の主流派にとっては都合のいい話にもなってる。
と同時に、現実にいま日本が韓国と揉めてるわけにいかない、それ自体が、日本の外交・安全保障が稚拙であって、つけ込まれる隙を作ることになるのは事実。
だからと言って、英霊の方々の名誉を汚して、偽の少女像が撤去されないのに拠出するのを正当化することはできません。
が、現実にこういう動きがピタリとかみ合ってる。
北朝鮮がこの時期になぜこれをやったかは、米韓合同軍事演習(8月22日〜)に危機感持っていて、追い込まれてやっている。
ここから先は僕の推測。
僕なりに防衛省、アメリカ側、中韓のルートともいろいろやったが、確証はとれなかったが、北朝鮮はやはり中国と手を組んで、北朝鮮の脅威を強調することによって、中国が尖閣諸島などで無法を働いたことを、帳消しにはならないけれども、ちょっと日本も手控えてくれるようにと。
前にも言ったが、間もなく中国が議長国として杭州でG20で開かなきゃいけないから、尖閣での動きを鎮めていく、その通りの動きになってる。
その時に北朝鮮が潜水艦からミサイルを撃ってみせたら、日本は中国とも仲良くしなきゃいけないねと。中国にとっても有利になる。
そういうことを北朝鮮が読んで、今まで隠していた技術も今回出して見せた可能性もあると思う。
確証はとれなかったが、こういうのは普段から難しくて、金正恩委員長に直接確認するしかないが、中国の習近平国家主席すら確認できない状況。
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[24日午後、会談前に握手する岸田外相と韓国の尹炳世外相]
(2)元慰安婦支援を閣議決定 10億円拠出へ
元慰安婦1人当たり1千万 故人は200万円
1本目の「10億円拠出へ」のニュースにこうある。
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