尖閣周辺の中国船の狙い&“ご譲位”が外国勢力に使われる可能性!? 青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2016.08.11 Thursday 16:38
くっくり
でも同時に、すぐ海上警備行動を発令して海自が出るというのは、実は中国の策略に乗せられることになる。
※視聴者メール紹介
『(前略)今後行われるG20の時にこそ、尖閣上陸や漁船を座礁させるなどの行動をする可能性はないのでしょうか』
ないです。
話はちょっと逆で、9月にG20を中国でやるが、中国にとっては肝心要な場所。
つまり中国にとって一番頭にくるのはサミット。先進7カ国のアジア代表が日本で、経済の統計では中国が追い抜いてるのに、相変わらずサミットは日本が行くし、今回は伊勢志摩で開催で、伊勢志摩という場所も頭に来た。
今はG7だが以前はロシアが入ってG8、それが最大の怒り。
G7なんてもう古い、中国が指導するG20になるべきだ、今度中国でやるべきだ、議長国だと言ってるのが、中国外交の根幹。
したがって(今の挑発行動を)もうそろそろやめないといけない。
下手すると、極端なことが起きると、G20、日本は不参加もあり得る。G20に参加しても首脳は送らないと、そういうことになると困る。
矛を収めないといけない時期に上陸なんてあり得ない。自分で議長国の権威を目茶苦茶にしてしまうから。
だから二階さんが祝賀会ということで大使を呼んで、ああいう演出をしてる。矛の納め時に来てる。
アメリカも先刻承知。中国はむしろこれで矛を収めるから、アメリカの影響下で退いたようにアメリカは見せたい。
だからG20に向けていったん落ち着くように、G20を成功したように見せて、中国も新興国の経済もものすごく悪くなってるから成功しないと思うけど、成功したように見せた後、もっと大きな問題になる。
中国(の目標)は日本の資源を奪うだけじゃなくて、最終的には天皇のご存在をなくすこと。
中国は各国の王制に深い関心がある。皇室の存在感ほど巨大なものはなく、これがある限りは日本を崩すことはできないし、逆に言えば、ここを崩せば、何が良くても日本は崩れていく。
そういう関係にあるっていうのを、私たちはごく自然に陛下と一緒に歩んできたから、どうしてもそこの自覚が、あるようで足りないところがある。
今回の陛下のご発言というのは改めて私たちにとって陛下のご存在がどれほど大きいか、今上陛下はもちろんのこと125代にわたって、どれほど大切かと気づかせていただいたという、大事なことはあるが、それを僕らが気づく前に中共は一番よく知っている。
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