天皇陛下が「ご譲位」に関してお気持ちを表明されました
2016.08.08 Monday 19:23
くっくり
私は天皇陛下のおことばを、居間のテレビの前で正座して、拝聴しました。
国民に常に寄り添ってきてくだった陛下、そしてこれからもできる限り寄り添おうとなさっている陛下の大御心が、痛いほどに伝わってきました。
同時に、このようなことを感じました。
「ご譲位」にまつわる最初の報道(7月13日のNHKニュース7)が出てから、これまでに、多くの識者がさまざまな見解を出してきました。
その中には、「ご譲位」ではなく「摂政」を置くことで、陛下の気持ちに寄り添えるのではないかという声も複数ありました。
私もできれば「摂政」で乗り切ってほしい、陛下の御代が続いてほしいと考えていました。
たとえご公務が十分にできなくても、「そこにいてくださるだけで有難い」という気持ちでした。
ですが、陛下が望まれているのはあくまでも「ご譲位」であり、「摂政」は望まれていないことを今日知りました。
今後、識者たちの意見も変わってくるでしょう。
政府や国会議員らも本格的に動き始めるでしょう。
私には難しいことは分かりませんが、陛下の大御心に最大限寄り添えるよう、議論を集約し、法律や制度などを整えていってほしいと思います。
もうひとつ驚いたのは、陛下が「天皇の終焉」というおことばを用いられ、ご自分が崩御された後のことも含めて、ご心配を表明なさったことです。
私は昭和39年生まれで、昭和天皇崩御の前後の、日本社会の様子をかなり覚えている世代です。
昭和天皇が重篤な状態になられてから、テレビのお笑い番組が自粛されたり、各地のイベントが自粛されたり、ある意味、日本全体が硬直し、停滞ムードに包まれた現実がありました。
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