陛下“生前退位”ご意向・都知事選・南シナ海で国際仲裁初判断、青山繁晴さんの見解「虎ノ門ニュース」
2016.07.14 Thursday 21:11
くっくり
でも、こうやって陛下のご意思によって変わることがありうるとなると、当然憲法の1条から8条までのところの、見直し、憲法改正も、考えなきゃいけないし、それから何よりも、その下にある皇室典範の改正、で、この皇室典範の改正は、実は前から僕は、ハレーションを起こしながらも提案してて、それは、いま皇室典範というのは、まず国会議員は恐れて触らないわけですよ。
そういう菊の御紋に関係するとこは触りたくない。
腫れ物になっててですね。
で、そうしてるから、女性宮家の創設なんておかしな話も出てくる。
女性宮家を創設するんじゃなくて、当然、GHQによって解体された本来の宮家(旧皇族)を、創設して。
で、母系になったら、そこで日本の伝統は終わりですから、これは女性差別じゃなくて。
だから女系天皇、男系天皇じゃないってことを前から言ってて、父系天皇、母系天皇であって、母系天皇になった瞬間に、その母系天皇が要するに、違う、たとえば普通の、私たち平民の方と御成婚なさり、子供が産まれて即位なさったりすると、そこで万世一系は終わるわけですよ。
父系だったらずっと続くわけです。
諸説はあっても基本的には続くわけで、父系を続ける。
で、その父系を続けるために、かくも遠い遠い遠いとこを探しに行って、即位していただいた例も過去にあるんですよ、近現時代でなくても。
で、したがって宮家の創設は当然であって、これをまた、宮家がなくなってから70年経ってんだからと。
70年で根っこが変えられるような生やさしいものだったら、とっくに日本の天皇、皇室の存在って壊れてるんですよ。
とってつけたようなことを言うんじゃないと僕は思います。
したがって、僕もこれからその1人になるわけですけど、国会議員が勇気をふるって、皇室典範の全体の見直しをすると。
で、それが健全な憲法に対する目も育む。
憲法は、神様が作った、誰も触っちゃいけないもんじゃなくて、ことほどさように、一番最初の1条から8条までも、実は見直す余地があると。ね。
英語のSymbolっていう言葉を訳しただけでいいのかと。
象徴というのはいい言い方になってるけど、しかしそれは、英語で言うSymbolっていう意味と違うんじゃないかってことも含めて、もともと憲法自体も、西洋の憲法と日本のオリジナルな、日本語の憲法、英語のconstitutionと、日本語の憲法は違うんですよ。
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