陛下“生前退位”ご意向・都知事選・南シナ海で国際仲裁初判断、青山繁晴さんの見解「虎ノ門ニュース」
2016.07.14 Thursday 21:11
くっくり
ご親政って自ら政治をなさること。
でも権力者とは違うというのが、世界に冠たる日本の天皇陛下のご存在であり、存在意義でいらっしゃるわけですよ。
で、それが明治国家にする時に、徳川の非常に強かった武家政治を打ち破るために、安定させなきゃいけなかったんですね、天皇のご存在を。
で、生前退位があるってことは、陛下が、ご自分でお決めになる場合もあるけれども、しかし時の権力によって迫られたり、過去の歴史にありますから、そういうことが起きると、明治国家の、天皇のご親政による安定した体制で、一気に日本を近現代化して、列強に侵されないようにするという、そのギュッと詰まった時間で、天皇陛下の地位が揺らぐってのを防ぐために、生前退位ってものを全てやめて、崩御された時だけに変えたわけですよね。
で、それを元の姿に戻そうとするご意思は、これ勝手な推測ですけど、いままで実は、昭和から平成に変わる時に、小説に書いた通りの取材をして、僕なりに人脈も持ってますから、間違いないと思う。
つまり、お考えがあってのこと。
で、それと同時に、今上陛下のお気持ちの中には、国際社会の水準ときちんとなじむ、日本の天皇のご存在にすると、いうご意思も同時に、オリジナルに戻るってことと、でも閉じこもるんじゃなくて、世界が理解できる、世界に対して日本を発信できる、そういう陛下のご存在に、これから126代、127代になっていく時に、したいというこの2つが、合わさっているってことは、前々から、陛下のご発言から僕は感じてきました。
それなりに、陛下のご存在っていうものに深く関わる、関わるっていうか、研究、取材してきましたからね。
で、それが見事な形で、現れたのが現在です。
ということは、日本国憲法は1条から8条まで、基本的に天皇陛下のことですよね。
だからたとえば共産党が護憲政党って言ってるけど、共産党は基本的には最近うやむやにしてるけど、今回の選挙のために、これもすごいですけど、護憲政党って言ってるけど、本当は天皇陛下を否定してますよね、共産党は。
それがいわば存在意義ですよね。
それが差別を生むという考え方なんですから。
ということは、彼らの言ってる護憲っていうのは、9条以降なんですよね。
1条から8条まではどっか消えちゃってるわけですよ。
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