陛下“生前退位”ご意向・都知事選・南シナ海で国際仲裁初判断、青山繁晴さんの見解「虎ノ門ニュース」
2016.07.14 Thursday 21:11
くっくり
どうして今日(昨夜?)のNHKニュースなのかは、僕ももう記者じゃないし、追及しなかったけど、特別な理由があったんじゃなくて、NHKが、つかんで、つまり皇室と、最初はだから、秋篠宮殿下を含めた本当に皇室のご家族の中だけだったと思います。
陛下はもちろん最初、皇后陛下にお話しになり、というか、陛下と皇后陛下のお2人でお話しされたことのようです。
陛下から皇后陛下におっしゃったんじゃなくて、お2人でお考えになっていったと。
本当に二人三脚で被災地もお巡りになられますからね。
で、それが、たとえば皇太子殿下であったり、秋篠宮殿下に伝わり、そしてごく限られた、奥って言うんですけど、一番奥の部分の侍従の部分に伝わり、で、それがたとえば東大を出たキャリア官僚としての宮内庁の職員に伝わるまでには、何年かあって、で、それが、これあんまり詳しく言っちゃいけないんだろうけど、総理官邸を含めた、そのあたりまでにじみ出てきて、そこで報道機関が、NHKだけかどうか分かりませんけど、キャッチして、たぶんNHKだけじゃないと思う。
それで、やるかどうかの判断、確認がとれるか、さすがに週刊文春と違って確認するから、確認とれたかどうかでNHKは昨日踏み切ったと、いうことであって、いま、健康問題なしとあったように、いまここでっていうふうに、そんなに大きな意味があるとは思ってないですよ。
まだ少し余裕見てますからね、もう年内にもっていうことではなくて。
しかし実際にはですね、このニュースっていうか動きっていうのは極めて大きいのが、まず陛下の大御心(おおみごころ)、御心がどこにあるのかと。
で、これひとつは、元の、オリジナルな、天皇陛下のご存在に戻そうっていうご意思があるんではないかと。
これ勝手に忖度して考えてるんですけど。
というのはね、ご自分の意思で退位なさることができなくなったのは、基本的には、明治国家の、明治22年に、前の皇室典範ができてからですね。
それどうしてかというとですね、武家の政治が長く続いて、京都の天皇陛下は権威でいらした。
で、これ本来のあり方と言ってもいいんですよね。
武家政権のじゃなくて、天皇陛下が実権力をお持ちになるよりも、私たちの生き方、簡単に言うと文化の現れであるというのが、本来のご存在で、ま、ご親政はありますけれども。
[7] << [9] >>
comments (17)
trackbacks (0)
<< 僕は国会に行っても全く変わりません! 青山繁晴「インサイト・コラム」ひとまず最終回
“譲位”がふさわしいのでは…Tweetまとめ16.07.01〜16.07.15 >>
[0] [top]