【全文テキスト】青山繁晴出馬会見【2016.6.20】

2016.07.04 Monday 02:28
くっくり



うん。ありますけれどもそれはとてもよいご質問で、あの客観的に考えて、今のがましじゃないかっていう結果になるかもしれません。今のようにまったく自由に発言して、最近は特にテレビでものを申す機会が減りました。たぶん僕の言ってることがあんまり、よくないんだと思いますけど、しかしその、いち国会議員、しかも自民党の中に入ってしまって、その方が発信力は蔭るんじゃないかってのは、僕も思いますし、あんまり相談、今回しないですけれども、かつて相談した時に一番言われたのが、そうでした。だから僕は僕の歳になってようやく筆が円熟してきて、物書きとしては一番いい時期に入ってきているんで、それも辛かったんですけど、ただ、西洋では、あまり西洋の事いいたくないけど政治家でありながらものを書いている、古いですけれどフランスのアンドレ・マルローのようにいらっしゃいますから。子供の頃からアンドレマルローの書かれたもの好きでしたから、較べるのは僭越すぎるけれども、物書きがそれで阻害される事は無いと思っています。ただし本は売れないと思います。


------企業からの政治献金受け取らないという事なんですけれども、自民党の政治家の方はいろんな形で政治献金を受け取りまくってらっしゃると思うんですけど、その辺はその内部に入られて、他の議員の方々に、まなんでしょう、変えると言いますか、やめるようなことを言われるんですか?

これはね、あの議員に個別に、お前このやろうと話しするんじゃなくて、あなたこれでどうですかと、話しするんじゃなくて、いまザル法でしょ。で、今回舛添事件で、舛添さんの事件で政治資金規正法ってのは実はだいたいあの、ほんとの意味の規正じゃなくて、政治家は佳き者だから自分で正すみたいな、変な言葉を使って、しかも使い道は、勝手なんだということが、ばれちゃいましたね。でもほんとは政治資金規正法の問題はそこのところにあるんじゃなくて、迂回献金であったり、つまり政治家個人には献金してはならぬといいながら実際は政治資金団体とかを迂回すると、実質やってるじゃないですか。だからほんとは個別の議員というよりも、日本はほんものの法治国家ですから、政治資金規正法を、だいたいが規正法の正しいっていう字をやめて、ちゃんとコントロールする方に変えて、法改正が第一です。その時にですね、これは僕が申した6年間でできるとは正直思えないけれど、ほんとうは三権分立の理念は護りながら、政治家と金の問題と選挙制度だけは有権者で構成した第三者で立法措置すべきですよ。それやらないといつまでもこうですよ。だから個別にあなたがどうこうというんじゃなくて、あの、国会議員てのは本来、立法するんですから、まず現在の政治資金規正法を改正していき、そして憲法改正のご質問が出ましたけれども、憲法ていうのは9条だけの問いかけじゃなくて、9条を巡る議論だけじゃなくて、その今もうしましたその一部の立法措置は国会議員から外して有権者の直接立法にするってのは、憲法の大改正ですよね。でもそれが一朝一夕にできるとはまさか思ってなくて、選挙だから適当なこと言ってるんじゃなくて、その始まりをどっかからか作らないと。でまたこれ舛添さんの個人的な問題にされて、あるいは猪瀬さんの問題にされて、あやふやになって、実は迂回献金を大々的にやってるところはそのままとなるようなことだけは、今回のような愚かなことがあったからこそ、きっかけにしなきゃいけないと思います。

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