移民問題がEU解体の引き金に? イギリス国民投票で離脱派が勝利
2016.06.25 Saturday 03:13
くっくり
国民投票実施
2016年6月24日
離脱派が勝利(法的拘束力はない)
→キャメロン首相が辞意表明
(参考:日テレ「ミヤネ屋」)
image[160624-03cameron.jpg]
[大ばくちに打って出たけど大失敗したキャメロンさん(T_T)]
もちろん、離脱派が勝ったからといって、すぐに離脱するわけではありません。
今後、イギリスはEU離脱に向けた手続きを取ることになります。
EUとの離脱交渉です。
この交渉期限が2年間。
EUの他の加盟国(全28カ国)がOKと言わなければ、期限は延長できるそうです。
っていうか、本当に離脱しちゃうんですかね?
EU側は、あの手この手で引き留めようとするだろうし。
今までEUを離脱した国はない、つまり前例が全くないから、専門家も予想が困難なようです。
日本経済に与える影響ですが、
EU経済ピンチ→日本経済ピンチ
というより、長期的に見ればこうなのかも?
EU経済ピンチ→中国経済ピンチ→日本経済ピンチ
中国にとってイギリスは、AIIBへの参加を真っ先に表明してくれたヨーロッパの国で、EUへの入口とも言うべき国。
EU諸国も、日本も中国も、他の国々も、もちろん離脱派が勝った場合を全く想定してなかったってことはないでしょう。
短期的には、ある程度は対策を考えているんだろうと思います。
でも中長期的に対応できるのかとなると、やはり不透明ですよね。
image[160624-04map2.jpg]
経済だけでなく政治の面でも大きな影響が。
イギリス分裂?
スコットランド独立運動が再燃?!
(2014年9月の住民投票では否決されたが)
スコットランドでは、32投票区のすべてが「残留」を支持したそうです。
スコットランドの首相(自治政府首相)は、今回の結果を受けて、「スコットランドの未来はEUの一部となることだ」と発言し、独立を目指す可能性を示唆したそうです。
ただ、イギリスが抜けた後、EUが落ち目になっていくとしたら、そんなEUにスコットランドは本当に入りたいのかという疑問も…?
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