参院選の比例代表は候補者名を書こう!政党名を書くより2倍お得!
2016.06.20 Monday 00:38
くっくり
「18歳選挙権」ばかりがクローズアップされていますが、他にも色々あります。
1. 満18歳からの選挙権(高校3年生以上が該当)
選挙権が得られる年齢が、これまでの20歳から18歳に引き下げられて実施されます。
投票日翌日が18歳の誕生日の人までが投票可能。今回の参院選は7月10日投開票ですから、平成10年7月11日生まれまで投票できます。
投票呼びかけなど選挙運動も18歳から可能になりますが、選挙違反をした場合には罰則も適用されるため、注意が必要です。
2. 都道府県ごとだった選挙区が「合区」に
「鳥取・島根」「徳島・高知」の4県では、選挙区が都道府県の枠を超えて「合区」となります。
これにより、「一票の格差」は最高裁が「違憲状態」と判断した平成25年参院選の最大4.77倍から2.97倍に縮小します。
参院選挙区への合区の導入は現憲法下では初めてとなります。
3. 共通投票所
これまでは投票日に学校や公民館など指定された1つの投票所でしか投票できませんでしたが、今回から、自治体が共通投票所を設置すれば、投票日に決められた投票所以外の場所(駅・ショッピングセンターなど)でも投票できるようになります。
ただ、今回の参院選で共通投票所を導入する自治体の数はさほど多くないようです。なぜなら、自治体は各投票所をオンラインで結び、二重投票防止システムを構築する必要が生じますが、これが自治体にとって高いハードルになっているからです。
なお、期日前投票では共通投票所はすでに設置が認められていますが、こちらは対応している自治体が少なくありません。投票所が限られており、オンラインで結ぶのが容易なためです。
4. 期日前投票の投票時間の延長・前倒し
これまでは午前8時半〜午後8時までだったのが、今回から各自治体の判断で最大2時間(午前6時半〜午後10時)まで拡大可能になります。
5. 投票所に18歳未満の子供を同伴可能
これまでは幼児と「やむを得ない事情があると投票管理者が認めた者」に限られていました。
18歳選挙権の導入に伴う、主権者教育の効果を見込むのが狙いです。
主な変更点は以上です。
「18歳選挙権」は良い面もありますが、心配な面も多いにあります。
教師が生徒に偏った思想を吹き込むとか、運動員が通学路でビラをまくとか、すでに実際に起きているようなので、保護者の方には気をつけていただきたいですね。
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