平和だから呆けたのではない。他人任せにしたから呆けたのです。 “幻の名著”が新書で復活!「壊れた地球儀の直し方」
2016.06.10 Friday 21:11
くっくり
原著『日本国民が決断する日』(2004年6月発刊)の存在を、私は長い間知りませんでした。
知った時にはもう絶版になっていて、中古本には信じられない高値が付いていました(T_T)
というか、私はいつ青山さんを知ったのだろう?
定かでない…(^^ゞ
「ぼやきくっくり」の過去ログを調べてみたところ、初めて青山さんの名前が登場したのは2003年12月14日のようです。
「サンデープロジェクト」に出演された時のコメントをひとつだけ、紹介してありました。
青山さんはこの時、イラク(バグダッド)の取材報告と解説をされたようです。
その半年後に刊行された『日本国民が決断する日』の存在を知っていたら、私は買って読んでいただろうか?
申し訳ないですが、答えはおそらく「否」。
当時の私にとって、青山さんはまだそんなに大きな存在ではありませんでした。
存在が大きくなったのは、関西テレビの「スーパーニュースアンカー」(2006年4月〜2015年3月)に出演されるようになってから。
以降、メディアや著書を通じて青山さんのお考えにたびたび触れてきましたが、新たに気づかせてくれることや、好奇心を刺激してくれることが、今も毎回のようにあります。
この『壊れた地球儀の直し方』もそう。
序文でこう言われて、のっけから「ん?」となりました。
「第二次世界大戦での真の勝者は、ほんとうはアメリカだけです」(p.11)
えっ……?(°д°) どういうこと?
「常任理事国五大国のうち、イギリスに日本は負けたでしょうか。…フランスには負けたでしょうか。…ソ連には負けたのでしょうか。…中国はどうでしょうか」
ああ、そういうことね…(・∀・)
最初からこんな感じで、あとはもうぐいぐい引き込まれていきました。
普通の本の3冊分ぐらいの内容が詰まっています。
ページ数が多いだけでなく、内容がとにかく濃いんです。
原著発刊後、青山さんは、版元以外の複数の出版社の知友から「何冊かに分けて出せる内容なのに。一部でいいからウチにくれたら、手頃な1冊にして売れたのに」という趣旨を言われたそうですが、さもありなん。
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