平和だから呆けたのではない。他人任せにしたから呆けたのです。 “幻の名著”が新書で復活!「壊れた地球儀の直し方」

2016.06.10 Friday 21:11
くっくり


 12年前の書を再生させようという発想は青山さんにはなく、編集者からの提案でした。
 その際、「新書だからページ数を削り込んでください」という案とセットになっていたそうです。

 青山さんは自身の書を改めて読むことをしない方だそうですが、今回、ちょっと抵抗を感じながらぱらぱら読み返してみて、「切りようがない、このありのままがいい」と思われたそう。

 いったん新書化は諦めたところ、編集者から「それじゃ、信じられないぐらい、ぶっとい新書を出しましょう」と意外な提案が来たのだとか。

 “ぶっとい新書”、略して“ぶと新”!(≧▽≦)

 もうひとつ青山さんからお願いしたのは、「価格は1000円を超えないこと」。
 この無理な提案も編集者は認めてくれたのでした。

 あ〜、ありがたや〜ありがたや〜

 とはいえ、過去の著書を再生するという作業にはずいぶん苦労もされたようで…。

 ハードルをいくつも越えて、私たち読者のもとに届いたこの著書は、なんと、発刊当日に増刷となり、さらにわずか5日目に3刷となったそうです。

Amazon>内容(「BOOK」データベースより)

*本書は五部構成になっている。

第一部は、著者のイラク現地取材をもとに構成した。
第二部では、アメリカの世界戦略の転向とアジアの将来について論考した。
第三部では、起こりうる米朝戦争のシミュレーションを中心に、北朝鮮政府の思惑を検証した。
第四部では、真実の日米関係の姿を描き、著者の拠って来たるところを記した。
第五部では、日本の現代政治の果たしてきたことを検証し、わたしたちのくにの持つ不思議な力を呈示した。

image[160606-02butoshin.JPG]
[まさに〝ぶと新〟]

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