舛添要一とヤメ検弁護士に見る戦後教育の問題点!青山繁晴「インサイト・コラム」

2016.06.08 Wednesday 17:56
くっくり



一同
「うーん」

青山繁晴
「当然、憲法の大改正が必要になるんですけれども」

櫻井浩二
「うーん」

青山繁晴
「で、これを踏まえつつも、やっぱり今回の舛添さんの一連の、醜い騒動というのは、人間性の問題だということも、お感じになると思うんです」

櫻井浩二
「いやー、そうですよね、それはけっこう皆さん感じてると思います」

青山繁晴
「そうなんですね。で、何でこんな人が生まれるのかということなんですが、えっと、僕はいま、舛添さんの出身校の東京大学と、それから近畿大学の2つで、教えてるんですけれども、舛添さんは東大法学部を優秀な成績で卒業されて、助教授までなさっていて、テレビのいわば全盛時代は助教授の時でしたよね」

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櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「ところが、いまこれ、あの、東京大学で教えてる授業の科目は、知力の再構築と名付けていまして」

櫻井浩二
「ほぅ」

青山繁晴
「要するに東大生の諸君に、まあやっぱり本当に優秀な人がやっぱり多いんですけれども、東大生の諸君にあえて、教鞭を執って教えてるのは、君たちが、こう優秀だと言われてるのは、実は受験勉強、試験勉強だけに過ぎないと。で、こういう競争は必ず必要なんですけれども、受験勉強、試験勉強っていうのは要は模範解答に上手く自分を合わせることだけなんです」

櫻井浩二
「はぁ〜、そうか、そういう見方もできますね」

青山繁晴
「ええ、それはあの、僕たちだってそうなんですよ? 僕たちもそういう、学校教育で育ってきましたよね。えー、あの、テレビ、ラジオに出られてる方もみんなそうなんですけれど、だから舛添さんが、タレント能力あるでしょと僕が言ったのは、その模範解答、たとえば視聴者が求める姿に上手く自分を合わせられる、そういう能力は発達してるってことでもあるんですよ」

一同
「はぁ〜」

青山繁晴
「で、こういう教育に、何が一番欠けてるか。特に、ま、世界を歩いてきて痛感するのは、敗戦後の日本教育に一番欠けてるものはですね、国を背負うことがないんですよ」

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