誘惑に負けず衆参同日選を見送った安倍総理! 青山繁晴「インサイト・コラム」
2016.06.01 Wednesday 19:03
くっくり
でも、場所の問題や、記載台や投票箱の発注の問題、人手の問題など、被災地ではダブル選挙はやはり難しいらしいんですね。
同日選がなくなって被災地の方々もホッとされているでしょうが、それと同様、あるいはそれ以上にホッとしているのは実は民進党はじめ野党だったりして…。
この記事を上げる直前に、安倍総理の消費増税再延期の記者会見(6月1日午後6時〜)を見ました。
再延期の理由は…
アベノミクスは順調だが、中国など新興国をはじめとする世界経済に翳りがある。
リスクに備えるため、内需を腰折れさせかねない消費増税は延期すべきであると。
そのうえで…
再延期は新しい判断。公約違反という批判を真摯に受け止める。
新しい判断について、参院選で国民の信を問いたい。
また、同日選見送りについては…
野党から内閣不信任案が提出された時、正直、解散について頭の中をよぎったことは否定しません。
熊本地震の被災地に参院選の準備だけでも苦労をかけている。
国政選挙である参院選で国民の信を問いたいと考えた。
※会見の詳細はニュースサイトなどをご覧下さい。
社会保障の財源どうするの?とか、確かに気になりますが、いま増税したら肝心の財源が今後さらにジリ貧になってしまうわけだし(私なんか絶対買い控える(T_T))、やむをえないんじゃないかと思います。
あと「再延期は公約違反」という批判は、5月末の世論調査を見る限り、さほど起きていません。
メディアはともかく、国民の間からは。
メディアもひどいけど、野党もひどいですね。
「消費税上げるな」と主張しておいて、実際上げませんとなったら「公約違反だ」と批判するわけでしょ。
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