誘惑に負けず衆参同日選を見送った安倍総理! 青山繁晴「インサイト・コラム」
2016.06.01 Wednesday 19:03
くっくり
櫻井浩二
「ええ、ええ」
青山繁晴
「で、総理もいったんそうしたんですけれども、ところがもうほんの1週間、10日ぐらい前にですね、総理官邸と自民党の中に、また誘惑が起きまして」
櫻井浩二
「ほぅ」
青山繁晴
「というのは、ひとつは、熊本の被災が、亡くなった方が49人、行方不明の方はお1人、これあの、単純に数で言いますとね、えー、21年前の阪神淡路大震災が6434人亡くなって、5年前の東日本大震災は、死者15894人ですから、はるかに少ないと」
櫻井浩二
「ええ」
青山繁晴
「で、被災地もだいぶ落ち着かれたんじゃないかと、こういう思い込みですね。実際、落ち着くどころじゃないんですけれども」
櫻井浩二
「そうですよね、まだ。はい」
青山繁晴
「はい。それから内閣支持率がびっくりするぐらい上がってるし、これ僕がびっくりじゃなくて、官邸や自民党がびっくりするぐらい上がって」
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[5月28日・29日実施の世論調査。上は共同通信、下は産経・FNN合同]
櫻井浩二
「ええ(笑)」
青山繁晴
「不支持率が下がって、しかも民進党が総選挙の準備が実はほとんどできてなくて、総選挙が怖いもんだから、内閣不信任案を出すと、ま、強がったんですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、内閣不信任案、野党が出してくれると、それを口実に解散できると」
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櫻井浩二
「ああ〜、なるほど」
青山繁晴
「これほどのチャンスはないって誘惑が盛り上がってしまってですね、皮肉にも、熊本地震に、どう対応したかで、有権者が評価されて、支持率が上がって、熊本地震でやめたはずが、熊本地震でまた総選挙やろうかって話になってですね」
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