それでもオバマ大統領の広島訪問は良かったと思う

2016.05.28 Saturday 04:30
くっくり



世界はこの広島によって一変しました。しかし今日、広島の子供達は平和な日々を生きています。なんと貴重なことでしょうか。この生活は、守る価値があります。それを全ての子供達に広げていく必要があります。この未来こそ、私たちが選択する未来です。この未来こそ、核戦争の夜明けではないということを、そして私たちの道義的な目覚めであることを、広島と長崎が教えてくれたのです。
The world was forever changed here, but today the children of this city will go through their day in peace. What a precious thing that is. It is worth protecting, and then extending to every child. That is a future we can choose, a future in which Hiroshima and Nagasaki are known not as the dawn of atomic warfare but as the start of our own moral awakening.

※訳文に誤字脱字を数カ所見つけたので修正しています。


image[160527-03dougi.jpg]

 残念ながら、「道義的責任(moral responsibility)」という言葉はなく、それに代わって出てきたのは、

 「私たちには共有の責任があります。私たちは、歴史を真っ向から見据えなければなりません(we have a shared responsibility to look directly into the eye of history)」

 あるいは、
 「私たちの道義的な目覚め(our own moral awakening)」

 残念……(T_T)

【5/28 14:50追記】
 5/28正午からの関テレ「胸いっぱいサミット」生放送で、青山繁晴さんが「私たちの道義的な目覚め(our own moral awakening)」という文言が入ったことを評価していました。
 https://twitter.com/boyakuri/status/736433093481922560

 献花の時も、目を閉じるだけで頭は下げませんでした。
 原爆資料館の芳名録も、こんな感じで…。

【オバマ氏広島訪問】原爆資料館の芳名録に記帳「私たちは激しい苦しみ体験してきた」…「正当化論」も意識か https://t.co/iaLFdINiRG「戦争の激しい苦しみ」は、広島、長崎への原爆投下を決めたトルーマン元大統領が、ラジオ演説で原爆の使用を正当化するために使った言葉。

— くっくり (@boyakuri) 2016年5月27日


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