対日4カ条要求で見えた中国の狙い!日本は“稀勢の里外交”を! 青山繁晴「インサイト・コラム」
2016.05.18 Wednesday 18:24
くっくり
「ああ〜、はいはい」
青山繁晴
「で、そこに中国脅威論をまき散らすなってなぜくっつくかというと、中国はおっかなくて、しかも経済リスクがあるからっていう話が広まると、日本から投資が減るんですよね」
櫻井浩二
「はぁ〜、はぁはぁ」
青山繁晴
「で、いまや中国経済は、この日本からの投資を呼び戻さないと、つまり日本のお金が入ってくれないと、これ、韓国と同じなんですけど、もうやっていけない状況に、なりつつあるんじゃなくて、もうなってるわけですね」
image[160518-08chinaHoukai.jpg]
櫻井浩二
「ああ、そうですか、はぁ〜」
青山繁晴
「うん、だから、この、2番目3番目の要求を、ま、一言で言えば、この、中国はとっても優しい国で、そして中国経済も未来が明るくて、そういうふうに安倍政権は言え、そして、その、投資先として中国は良いっていう宣伝をしろと。そういう意味なんですよね」
櫻井浩二
「そうですか(笑)」
青山繁晴
「それで最後に、中国に対抗するなっていうのは、これはもちろん、南シナ海に口出すな」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、安倍政権になってから、たとえば、ま、……オーストラリアに日本の潜水艦を渡そうとしたり、あるいは実際に海上自衛隊の船や飛行機が、まあ、そう刺激的な動きじゃないですけども南シナ海に行ったりしてるわけですね」
image[160518-09ise.jpg]
[4月26日、フィリピン北部ルソン島のスービック港に入港した海上自衛隊最大級のヘリコプター搭載型護衛艦「いせ」。日本とフィリピンの防衛協力強化を誇示し、南シナ海の軍事拠点化を続ける中国をけん制した]
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「で、こういうことをされると、要するに中国は南シナ海全部を、握りたいので、まあ、日本の動きが気になってしょうがないわけですよ」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、そうすると、笑い話のような、まあ、無茶苦茶言ってるなぁ、ま、いつもの中国かなと思ったら、いや、そうではなくて、弱い面と困ってることと、それから南シナ海や台湾海峡で何をやろうとしてるかっていうのが、すごくはっきり見えてくるわけですね」
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