対日4カ条要求で見えた中国の狙い!日本は“稀勢の里外交”を! 青山繁晴「インサイト・コラム」

2016.05.18 Wednesday 18:24
くっくり


「つまり歴史を反省しっていうのは、中国側に言わせると、かつて、第二次世界大戦当時に日本は中国にやって来たと。で、中国にいわば介入して、侵略してきたんだと。で、その歴史を考えたら、この、台湾と中国のことに、あの、口はさむな」

櫻井浩二
「ああ〜」

青山繁晴
「介入してくるなっていう圧力をかけてきてるんですよね」

櫻井浩二
「ははぁ〜」

青山繁晴
「で、もうひとつ、実は去年の10月8日なんですが、えー、安倍総理が、東京都内のホテルで、この蔡英文さんと、こっそり会ってるんですよ。こっそりって言うか、非公式、内緒で会われたんですね」

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櫻井浩二
「はい、はい」

青山繁晴
「で、未だに安倍さんも蔡英文さんも、公式には否定なさってるんですが、これ、あの、台湾の総統選挙って今年1月にあったんですよね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、4カ月経ってやっと就任なんですけれども、その1月の総統選挙の何カ月も前に、安倍さんと蔡英文さんが会って、これ2人とても仲良くなってるんですよ」

一同
「へぇー」

青山繁晴
「で、これを中国は間違いなくキャッチしてて、で、したがって、安倍政権、あの、まだ健在ですから、で、参院選終わってもおそらく中国は続くと見てるんで、この、はっきり安倍さんに対して、動くなってことを、蔡英文さんの味方をするなってことを言ってきてるわけですね」

櫻井浩二
「ははぁ、なるほど」

青山繁晴
「だからこれは、もうゴールデンウィークで終わった会談に見えて、実はこれからに、まさしくつながっていく、とても大事なことなんですよね」

櫻井浩二
「ふ〜〜ん」

青山繁晴
「で、それから2つめの、たとえば中国経済が衰退してると言うな、まき散らすなと(笑)、ね」

櫻井浩二
「ええ、ええ」

青山繁晴
「それから、その次に、経済面で中国を対等に扱え、協力しろって言ってるのはですね、これは何を本当は表してるかというと、中国経済がどれほど弱ってるかってことですね」

櫻井浩二

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