川内原発は止める必要なし&地震学者の保身 青山繁晴「インサイト・コラム」

2016.04.20 Wednesday 18:11
くっくり



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[女川原発]

青山繁晴
「そこを考えていただきたいんですね。女川原発は、福島第一と違って、ちゃんと高台につくってあったので、津波を免れたからなんですね」

櫻井浩二
「うーん」

青山繁晴
「で、今、再稼働中の川内原発では、現実に、どれぐらい揺れたかというと、すみません、ちょっと数字なんですけれども、8.6ガルから12.6ガル。えー、ガルというのは、加速度の単位で、要は瞬間的に建物にどれぐらい力がかかるかっていうことなんですね」

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[川内原発]

櫻井浩二
「ええ」

青山繁晴
「で、この、川内原発が、自動停止する基準っていうのは、160ガルから260ガルです」

櫻井浩二
「ああ〜」

青山繁晴
「全然話にならないぐらい違うんですね」

櫻井浩二
「ほんとですね。はい、はい」

青山繁晴
「で、しかも福島のあと、原子力規制委員会が定めた基準、で、どれぐらいの揺れに最大耐えなきゃいけないかというのが、620ガルなんですね」

櫻井浩二
「はい」

田中みずき
「うーん」

青山繁晴
「えー、もう一度言いますが、実際には、川内原発では10前後のガルしか揺れてません」

櫻井浩二
「うん」

青山繁晴
「これを止めるんだったら、そもそも、科学技術はいつも感情論に負けていて、私たちの技術文明は意味をなさないことになるんですね」

櫻井浩二
「ああ〜、そうですね」

青山繁晴
「で、こうした誤解が生まれるのも、実は福島の事実っていうものがちゃんと是正されてないからであって、現在の安倍政権も、前の政権が発表したことをそのまま受け継いでいて、何も説明しないで、再稼働だけするから、こういう誤解が生まれてると僕は思います」

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[画像:2014年10月3日の国会答弁より]

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