川内原発は止める必要なし&地震学者の保身 青山繁晴「インサイト・コラム」

2016.04.20 Wednesday 18:11
くっくり


櫻井浩二(RKBアナウンサー)
「水曜日です。独立総合研究所、青山繁晴さんの登場です。青山さん、おはようございます」

田中みずき(RKBアナウンサー)
「おはようございます」

青山繁晴
「おはようございます」

櫻井浩二
「えー、今朝は熊本、大分で、今も相次いでいる震災に関してですね」

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青山繁晴
「はい。えー、今朝は僕の本職のひとつの、危機管理の専門家のはしくれとして、お話しします」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、それも原発の危機管理を含めての、実務ですね」

櫻井浩二
「ああー、はい」

青山繁晴
「で、まず、鹿児島県の、川内原発を止めろ、という声があることについてお話しします」

image[160420-02sendaimap.jpg]

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、こういう声が、政治家だけではなくて、たとえば僕のところにも、お問い合わせをたくさんいただくんですけれども、これは実は、福島原子力災害の原因が、いかに国民に理解されてないかと、あるいは政治家はいかに不勉強かということだと思います」

田中みずき
「ふーん」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「あの重大な事故を起こした福島第一原発も、運命の2011年3月11日午後2時46分、つまり地震の揺れが始まった時に、ぴたりと自動停止してるんですね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「全ての原子炉が、無事に自動停止しました。えー、原発は全て、それが仕組みになっていまして、日本だけじゃなくて世界の原発で、この自動停止っていうのがちゃんと機能してます」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「福島原子力災害は、地震の揺れで起きたのではなくて、そのあとに押し寄せた津波に対して、準備が極めて不十分だった。そのために起きた人災なんですね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、僕は2011年4月22日、つまり、原子力災害が始まって1カ月強の時に、作業員以外では初めて構内に入りまして」

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