熊本地方を襲った二度の大地震で思ったこと

2016.04.18 Monday 01:58
くっくり


 お気の毒としか言いようがありません。

 自然の脅威は、人間の気持ちとか事情とか全くお構いなしに、容赦なく襲いかかってくるから、本当に恐ろしいです。

 逆に言えば、私も含め、自分が住んでいる場所が今回は被害に遭わなかったとしても、それは単なる偶然で、決して他人事ではないんですよね。

 日本全国、どこでも、明日にでも巨大地震が起きてもおかしくない。
 そのことを肝に銘じて、対策を普段から考えておかなければ…。

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 今回、許せない!と思ったのは、地震を政治的に利用したり、イデオロギーの主張に利用した人たちです。
 一般人ならまだしも、政治に関わる人がそれをやるのは…(-.-#)

 これは4月16日、2度目の大地震が起きた当日の産経新聞朝刊の「産経抄」
 地震発生は1:25だったので、書かれたのはその前です。

 日ごろ、声高に平和や理想を説く人ほど、同胞の命や他者の気持ちに関心が薄くはないか。社民党の福島瑞穂前党首は熊本地震発生の2時間後に、自身のツイッターで「ハッピー!ハッピー!」とつぶやいた。頻繁に余震が続くさなかにである。仮に震災に気づいていなかったとしても、危機管理能力が問われよう。
 ▼一方、同党の夏の参院選公認候補は、九州電力に鹿児島県薩摩川内市の川内原発の稼働を止めるよう電話し、ツイッターでこう訴えた。「もう誰の故郷も電力会社や、原発利権に縛られた日本政府、与党議員などに、奪われたくない」。
 ▼熊本の被災者は二の次で、己の政治的主張を優先したとの印象を受ける。公認候補はガイガー(放射線量計測器)による監視も勧めていたが、川内原発付近の揺れは震度4で原発はびくともしていない。
 ▼共産党も負けてはいない。池内沙織衆院議員は、やはり「川内原発を今すぐ止めよ」「福島原発事故は収束しておらず、被災者の生活苦は終わっていない」などと書き込んだ。全く異なる事例をいたずらに同一視し、国民の不安をあおっている。
 ▼民進党の公式ツイッターにはさらにあきれた。「東日本大震災時の自民党のような対応を望みます」との与野党休戦を望む真摯な投稿に対し、「それじゃあダメでしょうね」とちゃかして自民党批判を展開したほか、反論に「なんで?」とぞんざいに答えるなどして炎上した。

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